※記事更新日：2023年6月14日
最大20％還元が受けられる、自治体系キャンペーンの「かながわPay」第3弾が2023年7月27日（木）10：00から開始されます。
予算は当初の55億円から100億円と倍増、また連携するキャッシュレス決済に新たにAEON Payが加わることも発表されました。
またAEON Payではこれまで、イオンカードの後払い方式しか登録できませんでしたが、新たに銀行口座からのチャージが可能になりました。
対応する銀行口座は100社以上と、イオン銀行以外にも日本全国の銀行口座からチャージが可能になります。
これらの仕様変更により、イオン経済圏でもかながわペイの高還元の恩恵を確実に受けやすくなっていきます。
この記事では、かながわペイ第3弾を利用したいと考えている方に向けて、第3弾キャンペーンの概要と第2弾までと異なる部分についてお伝えしていきます。
目次
かながわPay第3弾の概要
「かながわペイ」とは、神奈川県による消費とキャッシュレスの振興施策です。
≪画像元：神奈川県≫
神奈川県内の対象店舗でかながわペイアプリを使って買い物をすると、購入金額に対して10％～20％のポイント還元が受けられます。
支払いに使う際には、まず「かながわペイ」アプリを立ち上げ、そこから連携する6種類のキャッシュレス決済のどれかに遷移して、支払いを行います。
ポイントはかながわペイアプリに還元され、次回以降かながわペイアプリを使って支払いをする際に、1P=1円として使えます。
自治体系の大型キャンペーンとして多くの人に周知されてきているかながわペイですが、7月27日から始まる第3弾キャンペーンも大枠は第2弾までと変わりません。
対象：神奈川県民に限らず、かながわペイアプリを使って神奈川県の対象店舗で買い物をした人なら誰でもOK
連携して使える決済サービス6つ：auPAY／d払い／はまPay／LINEPay／楽天ペイ／AEON Pay（第3弾で新規に追加）
還元額：1回あたり購入額の10％から20％を還元
還元上限額：最大1人3万円まで
ポイント付与期間：2023年7月27日（木）10：00から予算上限に達するまで
ポイント利用可能期間：2023年8月3日（木）～11月30日（木）まで
ポイント付与期間の終了時期については、「予算上限に達するまで」となっています。
第2弾では終了時期を定めていたものの、予算上限に予定より1か月早く到達したために、前倒し終了した経緯があります。
第3弾でも、MAXでポイント利用可能期間の1か月前にあたる10月末ごろには予算到達と予想します。
ポイント還元のために浪費するわけにはいきませんが、はやめの利用を心がけて、ポイントをもらい損ねないようにしたいですね。
連携する決済に新たにAEON Payを追加！
第3弾からかながわペイアプリと連携するキャッシュレス決済に、新たにAEON Payが加わることが発表されました。
ただし、かながわペイと連携できるAEON Pay決済は、iAEONのみです。
イオンウォレットからは利用できないそうなので、ポイントの付与対象となれるよう設定をしておきましょう。
AEON Pay追加でイオン経済圏で無理なく満額還元がねらえる
第3弾からかながわペイアプリと連携するキャッシュレス決済に、新たにAEON Payが加わることで、イオン経済圏で無理なく満額還元がねらえる可能性が高まります。
かながわペイには10％還元対象店舗と20％還元対象店舗がありますが、第3弾の要項によると
- 20％還元：中小企業及び小規模事業者
- 10％還元：大企業やフランチャイズなど
とあります。
イオンモールなどの大型店舗は、10％還元の可能性が高いでしょう。
総務省の家計調査によると、4人家族の1か月あたりの平均食費は8.7万円だそうです。
仮に7月から9月まで3か月間、食料品を全てイオンで購入した場合、購入総額は26万1,000円となります。
10％還元でも2万6,000ポイント獲得ですので、満額還元に無理なく近づけることができます。
イオンカードに加えて、新たに銀行口座からのチャージが可能に
AEON Payはもともと事前チャージがいらない後払いタイプの決済サービスで、これまではイオンカードからのクレジットチャージのみでした。
イオン銀行はもちろんのこと、全国の地銀やみずほなどの大手銀行からもチャージが可能です。
チャージ用口座の登録方法
チャージで最大1,000ポイントプレゼントキャンペーンも実施中
AEON Payへ新規に3,000円以上のチャージを行うと、もれなく1,000円相当のWAON POINTが進呈されるキャンペーンを実施中です。
イオン銀行以外の口座を登録してチャージを行った場合、もしくはイオンカードからチャージを行った場合：もれなく500円相当のWAON POINT進呈
期間は2023年6月14日(水)～8月20日(日)まで、いずれも新規で3,000円以上チャージした場合が対象です。
期間中にイオン銀行口座を新規開設した場合は、2023年9月20日(水)までの銀行口座チャージ分が対象となります。
イオンカードはこれまであと払い方式（会計ごとの都度決済）でしかAEON Payでは使えませんでしたが、今回の仕様変更で好きな金額を事前にクレジットチャージして使えるようになります。
イオンカードからの新規3,000円以上チャージでも500円分のWAONPOINT進呈対象となるので、カードをすでにもっていた方はこちらを適用してもらうのも良いでしょう。
≪画像元：イオンフィナンシャルサービス≫
ちょうどかながわペイの実施期間と重なっていますね。
イオンカードを発行しなくてもAEON Payを使えるようになったことは、かながわペイをきっかけにAEON Payの利用をはじめようと考えていたユーザーにとって、朗報だと思います。
口座登録して、7月27日のかながわペイスタートに間に合うよう準備しておきましょう。
夏のボーナス消費とからめるのもOK
かながわペイ第3弾の実施時期は夏のボーナス支給と重なります。
かながわペイの対象店舗には家電量販店も含まれるので、大型出費と絡めて利用して一気に満額還元をねらうのも王道の使い道です。
連携する各決済には細かい注意点や事前に設定しておく準備などもありますので、開始日までに確認しておいてください。
（執筆者：元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子）
