ジメジメする季節はカビが生えやすくなります。
毎日忙しく過ごしているうちに、気がつけばお風呂にピンク汚れや黒カビが発生してしまうことも…。
分かってはいても、毎年カビに悩まされる人も多いのではないでしょうか。
今回は、ピンク汚れやカビが生えやすくなる時期にやっておきたい100均アイテムを使った対策を5つ紹介します。
カビ予防につながるお風呂上りの習慣も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
カビ対策に便利なダイソーアイテム5つ
黒カビとピンク汚れは、主にカビや菌が原因で発生します。
一度できたカビはどんどん繁殖するので、予防を徹底することが大切です。
以下では、カビの予防とできてしまったカビに使えるダイソー商品を5つ紹介します。
(1) お風呂の防カビ剤(330円)
≪画像元:ダイソーネットストア≫
お風呂の防カビ剤は、燻煙剤が浴室全体を除菌してカビが生えにくい状態を保つことが特徴です。
一般的な商品は1個500円前後しますが、ダイソー商品は330円で購入できます。
ダイソーの防カビ剤は、殺虫剤や消臭剤などで知られるアース製薬が製造しています。
【リピ・コスパ評価】
使い方は他社商品とほとんど同じです。
いつも使っていた他社商品の放置時間は「90分以上」でしたが、アース製薬の商品は「30分以上」で時短になりました。
使用から1か月半が経過しますが、ピンク汚れや黒カビはしっかり防げています。
リピ:あり
コスパ:★★★
(2) カビ汚れ防止マスキングテープ(110円)
≪画像元:ダイソーネットストア≫
カビ汚れ防止マスキングテープには、防カビ剤が入っています。
ドアレールやコーキング部分に貼るだけで、カビを防ぐ効果が期待できます。
テープの汚れが目立ち始めたら取り換え時です。
ホームセンターでは、110~200円前後で販売されています。
【リピ・コスパ評価】
キッチンの隙間テープと同じような感じで簡単に貼り付けられました。
ずれてもすぐに直せるし、しっかり密着して見た目に違和感もありません。
2週間ほど経ちますが、剥がれやカビの発生は今のところありません。
わが家は場所によってコーキングの幅が違ったので、2種類のテープを使用しました。
貼りたい場所の幅を事前に確認しておくことがポイントです。
リピ:あり
コスパ:★★☆
(3) スチールエスフック 抗菌・防カビ剤入(110円)
≪画像元:ダイソーネットストア≫
スチールエスフックは、お風呂用品を浮かせて収納するために使います。
お風呂用品を浮かせることで水切れや通気性を良くしてカビを防ぐことができます。
【リピ・コスパ評価】
抗菌・防カビ剤入りなのでお風呂でも安心して使えます。
サイズは2種類あり、丸パイプに設置する場合は直径18mm以下用か36mm以下用から選べます。
フックが落ちないか心配な人は、輪ゴムを使って落ちないようにしておくと安心です。
リピ:あり
コスパ:★★☆
(4) スクイージー(お風呂用、フック付)(110円)
≪画像元:ダイソーネットストア≫
スクイージーは、お風呂だけでなく窓の結露対策にも便利です。
ダイソーにはフックが付いたお風呂用も販売されています。
【リピ・コスパ評価】
スクイージーで水気を切った方が、浴室のジメジメ感が軽減されたように感じます。
ただ、この商品には持ち手がないので、天井や壁の上の方は使いにくかったです。
わが家では、T字型のスクイージーにチェンジしました。
リピ:なし
コスパ:★☆☆
(5) ダイソーカビとりスプレー(110円)
≪画像元:ダイソーネットストア≫
ダイソーのカビとりスプレーの成分は、次亜塩素酸塩・水酸化ナトリウム・界面活性剤で、一般的なカビとりスプレーとほぼ同じです。
ただし、ダイソー商品には安定化剤が含まれていません。
他社商品は400mlで250円前後です。
【リピ・コスパ評価】
泡のボリュームはダイソー商品の方があるように感じました。
ただ、壁に吹きかけたときにダイソー商品は泡ごと垂れてしまうのに対して、他社商品は泡がとどまりやすいようです。
泡の密着度が高い方がカビに成分が浸透しやすいので、ダイソー商品を壁に使う場合は、ラップやキッチンペーパーを使って密着度を高めた方が良いかもしれません。
リピ:あり
コスパ:★★☆
カビ対策につながるお風呂上りの習慣
カビ対策アイテムを使いつつ、お風呂上がりの習慣を見直すことでよりカビを防ぎやすくなります。
カビ対策につながるお風呂上がりの習慣は、次の通りです。
・ 壁や浴槽に冷水をかける
・ 水気を切る
・ 換気する
・ お湯を張っているときは蓋をする
カビは、適度な湿度と温度、栄養分となる皮脂、水分などの条件がそろうと発生しやすくなります。
お風呂上がりは、浴室の温度と湿度を下げ、水気を切るようにしましょう。
カビは「予防」が大事!ひと手間でストレスを軽減しよう
湿度が高くなる梅雨の時期は、他の季節に比べてカビができやすくなります。
お風呂上がりの習慣を見直したり、カビ対策アイテムを活用したり、ちょっとした工夫でカビの発生を防ぎましょう。
コストをかけずにカビ対策をしたい方は、安くて便利な100均アイテムをチェックしてみてはいかがでしょうか。(執筆者: 成田 ミキ)