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東京「海の幸キャンペーン」の狙い目 少ないながら鮮魚店も活用し、30%還元キャンペーンに全力で挑みます

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東京「海の幸キャンペーン」の狙い目 少ないながら鮮魚店も活用し、30%還元キャンペーンに全力で挑みます

東京都で「食べて応援!海の幸キャンペーン」が、2023年10月27日から12月8日まで開催されています。

QRコード決済の、30%還元です。

お魚好きにはこたえられない還元ですが、いざ始まってみると拍子抜けの感が拭えません。

対象となるお店の大部分が、回転寿司とテイクアウト寿司、それから居酒屋に集中しているためです。

鮮魚店も対象ではあるものの、対象店舗の数は極めて少なくなっています。

それでも、なんとか食らいついてキャンペーンで最大の還元を得ようといろいろ考えてみました。

東京「海の幸キャンペーン」

海の幸キャンペーンの概要

期間:2023年10月27日から12月8日まで

使えるQRコード決済:PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY

対象店舗:都内のすし店(持ち帰り、配達店舗も含む)、鮮魚小売店

還元率と還元上限:30%還元、決済1種類につき1,000円相当まで

還元方法

・ PayPay … PayPayポイント

・ d払い … dポイント(6か月期間限定)

・ 楽天ペイ … 楽天ポイント

・ au PAY … au PAY残高

目的は、水産物への風評被害解消と消費喚起です。

住居要件はないので、都民以外でも還元が受けられます。

東京海の幸キャンペーン

≪画像元:水産物の消費喚起実行委員会

使い方のヒント

還元の上限は1,000円と低いため、3,333円使うと打ち止めです。

ただ、QRコード決済4種類全てを使えば、最大で合計4,000円還元されます。

普段使わない決済方法も、誰でも使えるのでぜひチャレンジしてみましょう。

現金チャージも可能です。

寿司ならランチがおすすめ

家族で回転寿司に行って1万円使ったとすると、還元は1,000円相当で打ち止めなので、10%還元に過ぎません。

還元率を追求するなら、ランチ時間のほうがおすすめです。

還元額的には鮮魚店が最適ですが、あいにく数が非常に限られています。

PayPayは最も損

今回に限らず4種類のQRコード決済が使える際の原則です。

PayPayは、今回のような30%還元の場合、本当に30%のみの還元です。

全く異なる別のキャンペーンと重複でもしない限り、還元を上乗せする方法がありません。

この点、他のペイならもう少し実還元率が上がります。方法の一例です。

・ d払い … dカードを組み合わせ1.0%アップ

・ 楽天ペイ … 楽天キャッシュ払いで1.0%アップ/楽天キャッシュの作り方次第でさらに

・ au PAY … Orico Card THE POINT(Mastercard)等からのチャージで1.0%アップ

もちろん、他のペイを使い終わったらPayPayも有益です。

キャンペーン開始時の店舗数にガッカリ

キャンペーン開始直前に対象店舗が発表されましたが、筆者は調べていませんでした。

かつての地域還元キャンペーンの実績で、使えるお店はおおむね検討がついていましたし、さらに、初日に築地を訪れ、飲食(ランチ)と魚介の購買をするつもりでいたからです。

ですが蓋を開けてみると、築地など、次のありさまでした。

・ 対象の寿司屋の大部分が「すしざんまい」

・ 築地場外の鮮魚店はゼロ

すしチェーン「すし好」本店や「すし一番」などもあるものの、大部分がすしざんまいです。

これでは築地まで出向く意味がありません。

最も不可解なのは、中央区のQRコード決済還元の際は、築地や八重洲地下街など無数に還元店舗があったことです。

市場の豊洲移転を巡る東京都への反感が残っているのでしょうか。

中央区から目を転じても、状況はほぼ同じです。

「くら寿司」「スシロー」「はま寿司」「みさき」「魚べい」それから持ち帰りの「ちよだ寿司」などがひたすら目立ちます。

または「北海道」「目利きの銀次」「魚民」「磯丸水産」「杉玉」などチェーン居酒屋です。

デリバリー寿司はあまりなく、「柿家すし」程度です。

各区の地域還元の際、筆者も実際に使ったお店の多くが、今回抜けています。

大田市場に近い蒲田に目をやると、こちらは対象店が比較的密でした。

ただ、大部分はチェーン店、そして回転寿司である点、他地域と同様です。

これから店舗が追加されるのを祈るのみです。

キャンペーンに対抗して鮮魚店を探す

キャンペーンの期待が大きかったため、失望を禁じ得ません。

回転寿司で還元を得るのが簡単な方法ですが、他の方法も探します。

鮮魚店を探すと、あるところにはありました。

・ 中島水産(武蔵小山)※看板は「魚河岸 中與商店」

sakana bacca(荏原中延、都立大学、中目黒、豪徳寺)

中島水産は日本一の商店街、武蔵小山パルムに出店して日が浅いのですが、すでに地域のランドマークになっている存在です。

店舗は多数あるのですが、キャンペーン対象になっているのはこのお店だけのようです。

PayPay、d払い、au PAYに対応です。

それから、4店舗の路面店がキャンペーン対象となっている、ssakana bacca(サカナバッカ)です。

こちらはPayPay、楽天ペイ、au PAYに対応です。

キャンペーン初日、築地をやめて武蔵小山の中島水産に行ってみました。盛況でした。

日頃より多めに魚を購入しています。巨大カニクリームコロッケも絶品でした。

期待外れでもなんとかします

キャンペーンのすべてが満足行くものではありません。

それでも回転寿司だけでなく数少ない鮮魚店を活用し、最大限の還元を受けるつもりです。

居酒屋は効率が悪いので、今回は行きません。

自分のQRコード決済4種を使い果たしたら、家族の協力も仰ぎます。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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