このところ、改悪ニュースをよく耳にしますが、今回は、PayPayが使いやすくなるというちょっとうれしい話題です。
12月6日から、クレジットやPayPay商品券の支払い方法にバリエーションが増えます。
メリットになる点を解説しましょう。
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解消される使いにくさは?
これまでからPayPay残高で支払うとき、PayPayポイントを利用することができました。
ですが、PayPay残高が支払い金額より少ないと決済ができず、PayPay残高をチャージするか、支払い方法を変更しなくてはなりませんでした。
なので「支払いがスムーズにできない!」という不満を感じることはなかったでしょうか。
また、ふるさと納税の返礼品にも登場しているPayPay商品券は、有効期限が設定されており、早めに使い切る必要があります。
にもかかわらず、「単体での使用のみしかできない!」
このような使いにくさが、次のような併用払いが可能になったことで改善されます。
(1) PayPayポイントの不足分をクレジット(旧あと払い)で支払える
(2) PayPay商品券とPayPay残高が併用して使える
参照:PayPay
わずかに残ったポイントや期限切れ間近の商品券でも、きちんと使い切ることができます。
個別に使い方と注意点を確認しておきましょう。
クレジット×PayPayポイントの利用方法
支払い画面で「PayPayポイントを使う」をオンにしてください。
ポイントが優先的に使用されるようになります。
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≪画像元:PayPay≫
注意点
11月28日時点でクレジット(旧あと払い)を利用設定済みで、PayPayポイントの利用設定が「支払いに使う」になっている方はご注意ください。
11月28日以降、ポイントを使いたくない人のために、PayPayポイントの利用設定は「貯める」に順次変更されます。
PayPayポイント利用設定は、次の手順で確認し変更することができます。
・ PayPayアプリ内ホーム画面 → ポイント → ポイントの使い方設定を変更する
PayPay商品券×PayPay残高の利用方法
PayPay商品券の「自動適用」を設定しているかどうかによって、支払いの優先順位が異なります。
【自動適用を有効にしている場合】
PayPay商品券の残高が足りない場合、不足分をPayPay残高から支払えるようになります。
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≪画像元:PayPay≫
注意点
自動適用を有効にしていても、支払い方法の優先順位がクレジットを最上位にしており、かつPayPay商品券の残高が不足していると、全額がクレジットで支払われます。
【自動適用を無効にしている場合】
PayPay商品券を支払い方法に選択すると、自動的にPayPay残高が設定されます。
PayPay商品券の残高不足になった場合は、PayPay残高を補填して決済となります。
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≪画像元:PayPay≫
商品券の注意点
PayPay商品券×PayPay残高の併用払いは、PayPayアプリのバージョン4.24.0以上から利用可能になります。
バージョンアップを行ってください。
複数のPayPay商品券を保有していても、併用できる商品券は1つです。
使い切ることこそ、節約に結び付く
「少ないポイントを使う」ことや「半端に残った商品券を期限内に使い切る」ことは、金額でいえば微々たるものかもしれません。
とはいえ、わずかな積み重ねが結果的には節約に結びつく場合も少なくはありません。
きっちり活用していきましょう。