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海外利用のクレカは「基準レート」「海外事務手数料」に注目 海外事務手数料がお得なクレカも紹介します

節約・ポイ活 クレジットカード
海外利用のクレカは「基準レート」「海外事務手数料」に注目 海外事務手数料がお得なクレカも紹介します

海外旅行に多額の現金を持ち歩くと、盗難・紛失のリスクが高まります。

海外旅行ではカード払いがスマートです。

しかし、海外でのカード利用には、国内では発生しない手数料が発生するのです。

「為替レート」「海外事務手数料」が主だったところですが、今回はそんな手数料がお得なカードも紹介します。

「基準レート」は国際ブランドによって異なる

「基準レート」は国際ブランドによって異なる

国内では発生しない手数料が発生する

≪画像元:JCB

国際ブランドによって、基準となる為替レートが異なります

Visa、Mastercard、JCBは、公式サイトにて基準レートを知ることができます。

2024年5月17日における、カード会社の基準レートは以下の通りです。

・Visa:155.559844円

・Mastercard:156.03円

・JCB:155.626円

アメックスは「銀行間レートを基に換算」、ダイナースは「指定金融機関の為替相場を基準に換算」されますが、公式サイトにはレートの記載がありません。

海外事務手数料がお得なカードを紹介!

利用者が海外ショッピングをすると、外貨を国際ブランドの基準レートで日本円にしてから、カード会社ごとに設定された一定の率の「海外事務手数料」を乗じて、利用者に請求します。

基準レートでは正直差が出にくいのですが、海外事務手数料は数パーセント異なるケースも珍しくありません。

ここからは、主に海外事務手数料に注目して、海外ショッピングでお得なクレカを紹介しましょう。

【ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET】海外事務手数料無料でレートもお得

ソニー銀行とANAが提携して発行するデビットカード

≪画像元:ANA

「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」は、ソニー銀行とANAが提携して発行するデビットカードです。

ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの海外事務手数料は、以下の通りとなっています。

・外貨口座から支払いの場合:無料

・外貨口座はあるが支払いは円口座の場合:4銭~15銭/米ドル(為替コスト)

・外貨口座を未開設の場合:1.79%

ソニー銀行の外貨預金口座を開設していて、そこから直接支払えば手数料は発生しません

もっとも高率でも1.79%で、他と比べても決して高くはありません。

為替コストもお得で、1米ドル当たり4銭~15銭です。

ホテルやレンタカーのデポジットでも使えますが、機内販売では利用できませんので注意してください。

【Revolut】海外事務手数料無料でレートもお得

プリペイドカード「Revolut」も海外事務手数料が無料

≪画像元:Revolut

プリペイドカード「Revolut」も海外事務手数料が無料です。

ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETが条件付きで無料なのに対して、Revolutは海外事務手数料が基本的にかかりません。

そうなると「為替レートがとても不利なんじゃ」と考えるでしょうが、5月20日現在の米ドルレートは155.1614円です。

ただし、Revolutには以下の注意点があり、くせの強いカードです。

使えない国がある(ベラルーシ、キューバ、リビア、ミャンマーなど)

クレカチャージに1.7%の手数料がかかる(Visa/Mastercardからのみチャージ可能)

Visaデビットカードからのチャージには手数料がかからないので、イオン銀行デビットカード、Oliveなどを利用するといいでしょう。

6月11日よりMastercardブランドのクレジットカードとデビットカードからのチャージも手数料がかからず、Mastercardブランドのプリペイドカードからのチャージ手数料も、1.3%に引き下げられます。

【ダイナース】クレカ最安クラスの海外事務手数料1.3%

クレジットカードで海外事務手数料がお得なカードといえば、「ダイナース」

≪画像元:三井住友トラストクラブ

デビットカードやプリペイドカードだと、使えないお店があったりします。

クレジットカードで海外事務手数料がお得なカードといえば、「ダイナース」です。

基準レートは公開されていないダイナースですが、海外事務手数料は「1.3%」と公開されてます。

この手数料率、カード会社の中でも最安クラスです。

「でも、ダイナースって海外で使えるの」とお思いの方、海外のJCB加盟店でもほぼ使えます

ただし、お店の人がそれを知らない可能性もありますので、「やってみなはれ」とゴリ押ししてください。

【イオンカード】お得な年会費で海外事務手数料1.6%は安い

イオンカードの海外事務手数料は1.6%

≪画像元:イオンフィナンシャルサービス

イオンカードの海外事務手数料は1.6%です。

ダイナースには及びませんが、なかなかの低コストですね。

国際ブランドをVisa、Mastercard、JCBから選べ、2枚持ちにはピッタリです。

世界15か国22か所に「イオンワールドデスク」があり、各国・各都市に関する情報、通訳・ガイド・翻訳サービスの手配(有料)などのサービスを承っています。

【三井住友プラチナプリファード】海外ショッピングで3%還元

三井住友プラチナプリファードならおススメ

≪画像元:三井住友カード

三井住友カードの海外事務手数料は2.2%(銀聯は2.5%)と、決してお得ではありません。

それでもお勧めできるカード、それが「三井住友プラチナプリファード」です。

三井住友プラチナプリファードで海外ショッピングすると、3%分が還元されます。

2.2%の海外事務手数料がかかっても、なおお得な計算です。

外貨での決済が対象で、日本円建て決済だと海外利用でも対象外です。

最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が、カード会員でない家族も対象となります。

【学生専用ライフカード】海外ショッピングで3%キャッシュバック

学生専用ライフカードで海外ショッピングすると、3%分がキャッシュバック

≪画像元:ライフカード

ライフカードの海外事務手数料も2.2%と、決してお得ではありません。

それでもお勧めできるカード、それが「学生専用ライフカード」です。

というのも、学生専用ライフカードで海外ショッピングすると、3%分がキャッシュバックされます。

為替レートの上乗せと海外事務手数料を差し引いても、まだお得になる計算です。

時間はたっぷりある学生諸君、海外で見聞を広めてはいかがでしょうか。

サーチャージや現地での円建て決済には注意

海外ショッピングをする際、サーチャージ(上乗せ手数料)に注意してください。

国によってはサーチャージを認めているところがあり、アメリカではこれが認められています。

現地で円建て決済ができるお店もあり、日本人からすると「分かりやすくていいや」と考えるかもしれません。

しかし、円建て決済での両替レートはお店側で決められるため、不当に高いレートで決済される可能性があります。

筆者も実際、それで損をしました。

面倒でも、現地通貨建てで決済したほうがいいでしょう。

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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