ファミマTカードは、定期的におもしろいキャンペーンを実施しています。
今回はファミペイチャージのキャンペーンです。
3万円チャージして、1,000円のFamiPayギフトがもらえます。
ファミペイヘビーユーザーは別として、キャンペーンに参加するにあたって考えないといけないのが、チャージするこの3万円を何に使うかです。
ムダなチャージをしないことで無から有が湧いてくる、令和のささやかな錬金術をご紹介します。

ファミマTカードでチャージキャンペーン
「Tポイント」が「Vポイント」になりましたが、従来の「Tカード」の名称を付けたカードは健在です。
ファミマTカードも、Vポイントがたまるカードとなりました。
ファミマTカードからファミペイ(QRコード決済)へのチャージで、ファミペイ残高が増えるキャンペーンをご案内します。
期間…2024年6月14日~2024年7月25日
要エントリー
1万円チャージ…300円付与
3万円チャージ…1,000円付与
還元はFamiPayギフト(自動でファミペイ残高となる)で行われます。
3万円チャージすると、3.3%還元(基本のポイントを合わせると3.8%)になるわけですから、なかなかいい数字です。
とはいうものの3万円のチャージ、特にファミペイライトユーザーにとっては、キャンペーンでなければしない額です。
わざわざチャージしたその金額をどう使うかは後述します。

さっそくエントリー、チャージしました
筆者もエントリーを済ませたうえ、ファミマTカードからファミペイに3万円チャージしました。
ちなみに6月10日から16日までWポイントキャンペーンも実施していたので、チャージにおける通常のポイントは1.0%(300ポイント)となったはずです。
さらに9月1日までの「全額還元キャンペーン」もあります。
こちらもエントリーしたので、抽選が当たれば全額還元の可能性もあります。
ところでファミペイのチャージが3万円増えて、ただちに持て余すということはありません。
ファミリーマート以外でも、ファミペイはQUICPay(またはSmatrcode)にセットしてどこのお店でも使えます。
とはいえ、他にチャージの有効活用先があるので次にご紹介します。
今回のキャンペーンがなくても実施していたチャージに、キャンペーンのチャージを回せば錬金術の完成です。
ファミペイチャージをどう使う?
キャンペーンをメールで知り、チャージ額の有効活用から先に考えました。
3万円有効活用できるのなら、1,000円が湧いて出てくるわけで、悪くありません。
実際どうしたか、そして他の使い方を考えます。
JAL Payにチャージした
ファミペイにチャージするとは、「ファミペイバーチャルカード」が使える原資、つまり残高を増やすということです。
このファミリーバーチャルカードから、別のキャッシュレス決済にチャージすることで、利用の可能性が広がります。
ファミペイバーチャルカードからのチャージは原則ポイントが付きませんが、すでにファミペイへのチャージで得をしているため、気になりません。
筆者はファミペイバーチャルカードからJAL Payにチャージしました(ポイント付与なし)。
JAL Payも、ファミペイと似ています。バーチャルカードがあって、ここにチャージ、そしてここから他にチャージできます。
筆者はスマートフォンがAndroidであり、ファミペイとJAL Payは、QUICPay利用カードの座を争う存在でもあります。
3万円のうち、2万5,000円をJAL Payに移動しました。
JAL Payからはさらにau PAYへのチャージルートがあり、しかもこの際0.5%のポイント付与があります。
モバイルSuica(au PAYのSuica)へのルートもあります。
この点、ファミペイより残高の汎用性が高いと思います。2万5,000円など、日常の決済でたちまち吸収されるはずです。

もう5千円も使う義務があることに気づく
2024年6月現在、ファミペイ翌月払いで20%還元というキャンペーンが実施されています。
筆者も参加していますが、既存利用者のため規模はささやかで、「2,500円使って500円のファミペイボーナスをもらう」でおしまいです。
ここで失敗に気付きました。
あと1,000円ファミペイ翌月払いを使うと満額達成する状態だったのに、チャージが5,000円増えてしまいました。
ファミペイの残高には利用の優先順位があり、翌月払いは最下位なのです。
つまり、次に1,000円使ってキャンペーンを達成しようとしても、チャージしてきた残高が優先されるため、条件を満たさなくなってしまいます。
このため、残った5,000円も消化しなければなりません。
再度JAL Payチャージもおもしろくないので、別の方法を使いました。
ファミリーマートでPOSAカードを買う
ファミペイは、ファミリーマート店頭でPOSAカード等の金券が買え、さらにポイント(ファミペイボーナス)が付くメリットがあります。
セブン-イレブンにおけるnanaco、ミニストップにおけるWAONと似た位置づけにありますが、もう少し大きなメリットがあります。
ファミマ × ファミペイの場合、「0、1、5」の付く日に購入するとポイント4倍の2.0%となります(楽天ギフトカードについてはポイントアップの対象外)。
5,000円分POSAカードを買うと、100円分ファミペイボーナスが付くので、悪くありません。
このため6月15日、ファミリーマートでAmazonギフトカードを買ってきました。
Amazon利用については、現状のベストルートと考えます。
キャンペーンを見つけたら錬金術が使えないか考える
筆者は現在JAL Payをキャッシュレスの重要な位置に置いています。
ここからau PAY、そしてSuicaへのルートがあるためです。
ですから、JAL Payへのチャージはどのみち実行したはずでした。ここにキャンペーンのためにチャージした額を回したわけです。
つまり無から有が湧いてきました。
キャンペーンを見つけたとき、「こんなにチャージはいらないから関係ない」と思わずに、キャッシュレス生活の中で吸収できないか考えましょう。