「電気・ガス価格 激変緩和対策事業」が5月使用分で終了し、恐ろしい夏が目前に迫る中、次なる支援策が発表されました。
8～10月の3か月間を「酷暑乗り切り緊急支援」として、電気・ガス料金の補助を行うというものです。
まだ経済産業省公式HPに詳細はのっていませんが、今回は現時点でわかる限りの支援内容についてまとめました。
参照：経済産業省
「酷暑乗り切り緊急支援」とは
≪画像元：首相官邸≫
政府が突如発表した、「酷暑乗り切り緊急支援」。
まだ詳細についての発表はありませんが、8月からの3か月使用分の電気・ガス料金の負担を減らす方向で調整がすすんでいます。
・ 対象期間：2024年8・9・10月使用分（3か月間）
・ 値引き単価：
（電気代）家庭向けで「3.5円/1kwh」
≪画像元：dｍenu≫
（ガス代）家庭向けで「15円/1㎥」
≪画像元：dｍenu≫
補助金額は、「電気・ガス価格緩和対策事業」の2024年4月使用分までと同じです。
電気代については、月400kwh使用する標準家庭の場合、ひと月あたり約1,400円。
ガス代は、月30㎥使用する標準家庭の場合で、ひと月あたり約450円の負担減になります。
これを少ないとみるか多いとみるかは人それぞれ。
SNSでもさまざまな意見が飛び交っていますが、筆者は「ないよりは家計は助かる」というのが本音です。
7月使用分の補助はゼロ
名前は変わりますが、「酷暑乗り切り緊急支援」であっても、補助がないよりはマシです。
ただ、支援はあくまでも8・9・10月の3か月間のみ。
その後の補助については期待できない上に、7月使用分の電気・ガス代については補助金が出ません。
つまり、猛暑の電気代がすべて家計にのしかかってきます。
補助金だけに頼らず、ムダな電力を消費しないよう「節電」を意識しながら猛暑の夏を乗り切りましょう。
