家計を守り、貯金や資産を増やすためにも「節約」は大切。
しかし、やり方を間違うとかえって損する場合もあります。
そこで今回は、筆者の体験談をもとに「こんな行動は損する」という、避けるべきことをご紹介します。
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1. 現金だけ貯め続ける
もともとは完全な現金派の筆者。
社会人になりたてのころは、「クレジットカードは借金だ!」という意識が強すぎて、支払いもすべて現金にしていたほどでした。
もちろん貯金も現金のみ、銀行に預金を貯め続けていたのですが……。ある時、あまりに少なすぎる利子を見て、「お金って働いてくれないな」と実感したんです。
それからは新NISAやイデコを開始。リスクは承知していますが、現金ばかり貯め込んでお金が増えないこともまたリスクです。
投資を始めてからは、「もっと早くやればよかった」と後悔しています。
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2. スマホのキャリアにこだわる
筆者は長年同じキャリアを使い続けていた時期があるのですが、今振り返ってもかなりもったいなかったと感じています。
乗り換えればポイントもつきますし、自分に合う格安プランも見つかる。ひとつのキャリアにこだわり続ける理由は、特にないなと感じたんです。
今は定期的にプランを見直して、キャンペーン開催時に乗り換えてポイントをもらうなど、格安SIMを乗り換えながら使っています。
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3. 自治体の助成金制度を調べない
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自治体によって、助成金の制度があります。じつはどれも自ら調べて情報を得なければわからないことが多く、受け身のままでは損をするケースがあります。
筆者が暮らす地域では、「子ども用ヘルメット」や「生ごみ処理機」の助成金が出ることが判明!
どれも事前申し込みが必要なので、購入後の申請は不可。そうとは知らず、生ごみ処理機を買いそうになっていた筆者は、危うく損するところでした。
こういった自治体独自の助成制度は、一度調べてみると目からウロコの情報があるかもしれません。
お得につながる行動を
賢く暮らしているつもりでも、じつはたくさんのお得をとりこぼしながら生きてきた筆者。
普通に生活するのもラクじゃない令和時代は、できるだけお得につながる行動を選んでいく必要があると感じます。
行動で損しないよう、案外近くにあるお得・節約にも目を向けてみましょう。