2024年8月8日に南海トラフ巨大地震の臨時情報が発表されたことをきっかけに、防災への意識がこれまで以上に高まっているのではないでしょうか?
実際に防災バッグなどの売れ行きも急上昇しているようですが、保存食や懐中電灯など様々なアイテムがオールインワンで詰め込まれている分、値段はちょっぴりお高め。
いつ何が起きても大丈夫なように準備しておきたくても、毎月の生活費のことを考えるとなかなか手を出せないなんてこともあるものですよね。
そこでぜひ試していただきたいのは、ダイソーで販売されている防災グッズです。
リーズナブルで気軽に購入しすいので、少しずつお気に入りのものを集めていけば自分オリジナルの防災バッグを作ることができますよ。
なかでも特におすすめの商品について、4種類ご紹介します。

1. ウォーターバッグ(タイポ、約4.2L)110円

災害時にライフラインが止まった際、お水は絶対に欠かせない必需品!
断水などの突然のトラブルに備えて持っておきたいのが、ウォーターバッグです。

こちらのウォーターバッグは、レジャーグッズとして販売されているダイソーの商品で、約4.2リットル分のお水が入ります。

便利な自立タイプで、持ち手部分には溝が付いていたりと持ち運びしやすいよう工夫が施されています。
また、キャップ付きで注ぎやすく、使わない時はコンパクトに折り畳めるのでバッグに入れても場所を取りません。

水を入れた時の重さのイメージとしてはだいたい、2人分の食材を3~4日分買い出しに行った時と同じ程度。女性1人でも十分に運ぶことが可能です。

類似商品として、こちらの非常用給水バッグもダイソーから販売されています。
たっぷり5リットル分入るという点は魅力的ですが、袋の構造がジッパー式で特にキャップや持ち手等がついていなかったため、個人的にはキャンプ・レジャー用デザインのウォーターバッグの方が使い勝手が良いかなと思っています。
備蓄用のお水は多いに越したことはないので、それぞれ購入しておくのもおすすめです。
2. トイレに困ったときに 携帯ミニトイレ 110円

災害時には水や食料の確保と共に、トイレなどの衛生面における対策は非常に大切なことです。
ダイソーでは断水の影響等で、水洗トイレが使えない時に便利な携帯ミニトイレが販売されています。

値段は110円分で、1袋で1回のみ使用できます。
中身が見えないよう黒色のポリ袋がセットでついているので、処分する際も安心です。

ダイソーの携帯ミニトイレはジッパー式で、中には凝固剤(吸水性ポリマー)が入っています。
開封後、本体を逆さにすると凝固剤が服や身体に付着してしまう可能性があるので十分注意しましょう。

ダイソーの携帯用ミニトイレは男女兼用タイプ。ジッパーを開くとそのまま中へ排泄できるようになっています。
女性の場合は受け口を折り曲げておくと使いやすいです。

今回はぬるま湯を入れて検証してみたところ、驚くほどのスピードで固まっていきました!
表面の生地に水分が全くしみないので、使用後に汚物が手に付着する心配もありません。

パッケージを確認してみたところ、大便には使用できないという注意書きは特にありませんが、こちらの携帯ミニトイレ自体の形状や300ccという容量のことを考えると、少し難しいかなという印象です。
100円程度値段が高くても良いので、お尻がカバーできるようなサイズ感の携帯用トイレがあるとより一層便利だと思いました。
3. シャンプーシート 25枚 110円

拭くだけシャンプーシート(25枚入り)は災害時だけでなく、旅行やキャンプ・入院中・スポーツなど幅広いシーンで大活躍するアイテム!
開け口は粘着テープタイプになっていて、ボディシートのように1枚1枚取り出せるようになっています。

大きさは約14cm×20cmで一般的なティッシュペーパーよりもひと回り小さめ。素材はポリエステルとレーヨンで、心地の良い肌触りです。

ダイソーの拭くだけシートはメントール配合で、ひんやりとした爽快感を感じることができます。
塗った瞬間はミントのような香りがほのかに広がり、しばらくすると石鹸風の香りに変化していきます。
また、お値段にしては意外と生地がしっかりしているので、途中でへたれることなく頭皮の奥まで綺麗に拭き取ることができました。
防災グッズとしてはもちろん、汗をかきやすい方や、スポーツをする機会が多い方は日常的にも重宝できるアイテムだと思います!
4. 災害備蓄用ライト 24時間 110円

災害備蓄用ライト24時間は火や電気不要で、火災のリスクを避けながら安全に明かりを確保できる便利なアイテムです。

災害備蓄用ライト24時間の使い方はとてもシンプル!アイドルのコンサート会場でもよく使われているサイリウムと同じように、カチッと音がするまで中央部分を折り曲げたら、全体をサッと振るだけで光り始めます。

スティック状で停電した時や夜道の足元を照らしやすく、吊り下げ用フックがついているため、少し高い場所に吊るしておくことで救助を待機している際に自分の居場所を知らせるためのサインとして役立ちます。

こちらは電気を完全に消した状態で撮影したものです。
パッケージには24時間と書いてありますが、約26時間近くは光り続けていました!
徐々に蛍光イエローから少し暗めのトーンのオレンジに変化していったものの、完全に真っ暗な状態で長時間過ごしているとケガなどのトラブルが起こりやすいだけでなく、ストレスにつながるので、いくつか持っておくと精神的にも安心して過ごすことができるかと思います。
また、使用推奨期限は約5年間と、期限そのものが長いところも大変魅力的です。
防災意識の高まりから人気商品もちらほら
ダイソーの商品の中でも現在、防災グッズは特に人気商品のようで、今回ご紹介した4点はいくつかの店舗をはしごしてようやく購入することができました。
まだまだ全国的に品薄状態が続いているかと思いますので、お買い求めの際はダイソーのアプリ上で在庫を一度検索してからお店に足を運ぶことをおすすめします。