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三角持ち合い放れは上か下か?【今週の日経平均を考える】

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三角持ち合い放れは上か下か?【今週の日経平均を考える】

先週は、

  • 米雇用統計の雇用者数が市場予想を大幅に上回り

  • FRBによる大幅利下げ観測が後退

米株高からスタートした1週間でしたが、中東情勢の地政学リスクなどもあり、なかなか上値が重い展開となりました。

日経平均株価は寄付には強さを見せますが、その後失速し、4万円を前に売りが膨らみました。

ここからは4万円を超えていけるのかが意識されるところで、決算発表シーズン突入で良い影響となるのか注目していきたいです。

三角持ち合い放れは上か下か?

チャート分析

チャートを細かく見ていきましょう。

日足の移動平均線

5日線は、上向きを継続し、株価も5日線の上を推移しています。

25日線は、上向きで推移しています。

75日線は、緩やかに上向きへと変化して週末入りしています。

並び順は、5日75日25日で、上昇トレンドのはじまりとなっています。

機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、上向きで推移し、3万8025円処を推移しています。

トレンドライン

前回高値の3万9829円が上値抵抗となっています。

下は3万7800円処が意識され、この価格帯のレンジで動いています。

直近は

  • 10月4日7日に開けた窓

  • 10月2日3日に開けた窓

  • 9月19日20日に開けた窓

下値として意識されます。

現在、三角持ち合い形成中で、上へ抜ける確率が高まっていますが、週明けどうなるでしょうか。

一目均衡表

三役好転下で強さを見せています。

特に遅行線は青天井状態で、ここからどこまでも上に行ける状態です。

株価は陰線4本の上値の重さが目立っていました。

10月22日からは雲のねじれがあるので、ここは意識していきましょう。

ボリンジャーバンド

上向きのバンドの+1σと+2σの間を進行中です。

バンドは-1σ+3σまで緩やかな上向きで落ち着いています。

スローストキャスト

買われすぎゾーン近辺で上向きに進んで週末入りとなっています。

ここから上昇して上に張り付いていけるのか、それとも売られすぎゾーンへ向かうのか注目です。

MACD

上昇トレンド継続中で、強さを見せています。

次回、満月は10月17日(スーパームーン)、新月は11月1日です。

総合判断

パラボリックは引き続き強気のシグナルを出しており、上昇継続となっています。

注目していたADXはいまだにトレンドのシグナルを出しておらず、まだかまだかと待っている状態です。

上向きになった75日線に下から25日線が接近しています。

この先ゴールデンクロスとなると上昇への強気シグナルとなりますが、どうなるでしょうか。

選挙は買いというアノマリーの中、陰線が続いている日経平均株価は、連休明けしっかり陽線を付け、4万円を超えていけるのか

今後のトレンドをしっかり確認していきましょう。

《城 晶子》
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城 晶子

執筆者:AFP、FP2級 城 晶子 城 晶子

きらトレ・きらストレッチ代表/トレーダーズアカデミー講師/個人投資家 現役の個人投資家。証券会社勤務の経験を経て、株式投資に目覚める。スキルアップのため、トレーダーズアカデミーに入学し【上げ相場でも・下げ相場でも利益を取る】技術を習得。見てわかるきらめきチャートを考案し、きらトレ代表として自身の長年培った知識と経験を生かした手法を伝授。どんな相場でも利益の出せる手法を学べる講義に定評がある。夕刊フジ株1グランプリ月間チャンピオンの経歴を持つ。 <保有資格>:ファイナンシャルプランナー2級 AFP 終活ライフケアプランナー 寄稿者にメッセージを送る

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