楽天証券の口座で、第三者による不正ログインにより持ち株が勝手に売却される被害が発生しました。この衝撃的な事件に、多くの投資家が動揺しています。
そこで今回は、カブスルちゃんねるにて発信された「楽天証券での不正売買被害。ベテラン投資家二名が行っている6つの対策」を紹介します。

他人事では済まされない
「これは他人事ではないので、私たちも本気でセキュリティ対策を考える必要があります」
そう話すのは、FIRE投資家のかつさんどさんです。
不正ログインの被害は深刻で、持ち株が勝手に売られた上、その資金で見知らぬ中国株が購入されていました。
楽天証券は「正規の手順でログインされた」と説明しており、IDやパスワード、取引パスワードなどが流出していた可能性があります。
フィッシング詐欺の手口に注意

証券各社は、フィッシング詐欺への警戒を呼びかけています。
口座開設者に偽メールを送り、本物の証券会社を装ってIDやパスワードを盗む手口です。
特に多いのが「焦らせてクリックさせる」パターン。
「異常な取引が検知されました」「有効期限が迫っています」といった文言で不安をあおり、偽サイトに誘導します。
そこでログイン情報を入力してしまうと、すべて盗まれてしまいます。
パスワードの保存にもリスクあり
「ネット銀行や証券のID・パスワードは、ブラウザに保存しない」
ブラウザへの保存はログインの手間を減らせるので便利ですが、不正ログインされて困るサービスは、ブラウザへの保存は避けるのがおすすめです。
今すぐ実践したい6つの対策
資産を守るために、ベテラン投資家二名が提案する6つの対策はこちらです。
フィッシングメールのURLはクリックしない
ブラウザにIDやパスワードを保存しない
IDマネージャーやセキュリティソフトを活用する
セキュリティソフトは常に最新に保つ
複数の証券会社を使い分ける
自動取引サービスは使わない
特に「証券会社の分散利用」は効果的です。
たとえば、「グロース株はマネックス証券、配当株はSMBC日興証券」といった使い分けをすることで、万一の被害を最小限に抑えることができます。
2段階認証は強力な防衛策
楽天証券をはじめ、多くの証券会社が二要素認証(二段階認証)を導入しています。
たとえば楽天証券では、ログイン時に画像認証が必要で、登録メールに送られた画像を選ばないとログインできません。
マネックス証券では、認証アプリや認証SMSにより制限する方法を選択できます(ログイン、出金時、登録情報閲覧)
万が一パスワードが漏れても、これにより第三者の不正ログインを防ぎやすくなります。

自己責任の時代へ

今回の事件から分かったのは、フィッシングなどによる情報漏えいでは、基本的に証券会社が補償をしないという現実です。
セキュリティ管理はすべて自己責任ということになります。
「自分の資産は、自分で守る」
この意識を持ち、日々のセキュリティ対策を習慣にすることが、安心して投資を続けるカギです。
Youtubeにて発信
今回の記事は、カブスルちゃんねるにて発信した「楽天証券での不正売買被害。ベテラン投資家二名が行っている6つの対策」を記事化したものです。詳しい内容は動画にてご確認ください。