楽天ペイを日常のキャッシュレス決済に使っている人にとって、「このお店、ポイントもらえるの?」問題はとても重要です。2025年現在、楽天ペイはポイント還元の対象店舗を拡大する一方で、還元対象外の店舗も少しずつ増加しています。

■ 楽天ペイの「ポイント還元」はどうなってる?
楽天ペイでは、対象店舗で支払うと通常1.0%(楽天カード紐づけ+楽天キャッシュ利用時)の楽天ポイントが還元されます。ただしこの還元は、「楽天ペイのポイント還元対象店舗であること」が前提条件です。
楽天ポイント対象店舗は確実に増加傾向
楽天ペイは2024年~2025年にかけて、以下のような業種への対応を強化しています。導入済みでも、「楽天ペイ払いはできるがポイント還元対象ではない」ケースもあるため要注意です。
業種 | 拡大の動き |
飲食店 | 全国チェーンのファストフードやカフェで導入拡大 |
ドラッグストア | ウェルシア・ココカラファイン・ツルハなどが広範に対応 |
コンビニ | ローソン・ファミマ・セイコーマートなど対応 |
スーパー | 西友、成城石井、ライフなど一部チェーンも順次導入中 |
■一方で、2025年現在「ポイント対象外の店舗」も明確に存在
以下のような店舗では、楽天ペイ払いはできても、ポイント付与の対象外です。2025年5月12日より、ヨークベニマルも追加となりました。
主なポイント対象外の例(2025年5月時点)
イオン系列店舗(イオン、ミニストップなど)
ダイソーなどの100円ショップ(一部対応していない)
自治体窓口・医療機関など公共料金系
一部の小規模店舗・現金併用レジのみ対応の店
■実質“損”しないために注意点
楽天ペイの還元率は、通常1.0%+キャンペーンでさらに上乗せが期待できます。しかし対象外店舗で使ってしまうと、還元0%。つまり“現金払いと同じ”です。せっかくキャッシュレスを使うなら、「ポイントがもらえる店舗かどうか」まで意識することで、年間数千~数万円の差がつくこともあります。どのお店がポイント付与店なのかは、事前にチェックしておくとよいです。
飲食チェーン
マクドナルド | 利用OK・ポイント還元対象 |
すき家/吉野家 | 一部店舗を除き対象 |
ガスト/バーミヤン | すかいらーくグループ全体で対応 |
コメダ珈琲 | 対象(直営・FCで異なる場合あり) |
コンビニ
ファミリーマート | 〇 |
ローソン | 〇 |
セイコーマート | 〇(北海道中心) |
セブン-イレブン | ❌ ポイント付与なし(2025年5月時点) |
ドラッグストア
ウェルシア薬局 | 〇 |
ココカラファイン | 〇 |
ツルハドラッグ | 〇 |
マツモトキヨシ | 〇(対応拡大中) |