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ドコモが銀行業参入、住信SBIネット銀行の公開買付けを実施 利便性に対する不安も

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ドコモが銀行業参入、住信SBIネット銀行の公開買付けを実施 利便性に対する不安も
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NTTドコモは住信SBIネット銀行の普通株式を対象とする公開買付けを、2025年5月30日から7月10日まで実施します。買付け価格は1株あたり4,900円、買付け予定数は47,674,496株、上限下限の設定はなく、応募株式の全部を買付ける予定です。

買付け成立後、ドコモが65.81%、三井住友信託銀行が34.19%の株式を保有し、議決権比率では両社が50%ずつを保有することになります。実質支配力基準に基づき、住信SBIネット銀行はドコモの連結子会社となる予定です。住信SBIネット銀行は公開買付け後、株式併合によるスクイーズ・アウトを予定しており、2025年11月頃に本取引が完了する見込みです。

主要な経済圏の中で、NTTドコモ(dポイント)のみが銀行機能を有していませんでしたが、ドコモは今回の買収により銀行業に本格参入します。これまでdカードやd払いなどの決済分野に加え、マネックス証券やドコモ・ファイナンスなどの金融サービスを提供してきましたが、銀行機能を取り込むことでサービス内のスムーズな資金移動が可能となります。

新たな取り組みとして、銀行口座と決済・証券等のドコモ金融サービスを一体的に提供し、スマートフォン1つで貯金、決済、投資、保険、融資、ポイントまでをまとめて利用できるサービスを実現します。複数サービスの利用に応じてdポイントの特典を付与するなど、お得な仕組みも提供予定です。

「住信SBIでdポイントが貯まるのかな」の好意的な意見もある一方で、

  • 住信SBIのスマホサイトは使いやすいのに改悪されないか

  • 「SBIハイブリッド預金」はどうなるの

  • dアカウントは複雑だから認証が面倒くさそう

  • 「ドコモ口座」でやらかした経験があるから心配

と不安を訴える声が多いです。dアカウントの改善、住信SBIのUI/UXの踏襲などが求められます。

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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