
楽天銀行株式会社は、9月25日(木)より、住宅ローンで「ペアローン」を利用する人向けの「ペアローン連生団体信用生命保険」の取扱いを開始しました。
近年の住宅価格の上昇や共働き世帯の増加、ライフスタイルの多様化といった社会情勢の変化を受け、ペアローンを選択する世帯が増えています。今回の新商品の導入は、こうした利用者の将来的な返済に対する不安を軽減することを目的としています。
どちらか一方が万一の事態が起きた際に、両者のローン残高が0円に
「ペアローン」とは、夫婦や親子など、一定の収入がある原則同居の親族が、それぞれ主たる債務者として住宅ローンを組む方法です。お互いが相手の債務に対して連帯保証人(兼担保提供者)となります。
今回取扱いが開始された「ペアローン連生団体信用生命保険」は、このペアローンで住宅ローンを借り入れた後、返済期間中に契約者のどちらか一方に万一の事態が発生した場合、それぞれの住宅ローン残高がともに0円になる団体信用生命保険です。

連帯債務とペアローン、両方で連生団信が選択可能に
楽天銀行では、従来から一つのローン契約を複数人で返済する「連帯債務」形式での借り入れも提供しており、こちらでも連生団信の選択が可能でした。
今回の「ペアローン連生団体信用生命保険」の導入により、それぞれが独立したローンを組む「ペアローン」においても、連帯債務と同様に連生団信が選択できるようになりました。
これにより、利用者は自身のライフプランや希望する借り入れ方法に応じて、「ペアローン」と「連帯債務」のどちらを選んでも、保障を受けられるようになり、住宅ローン選択の幅が大きく広がりました。