日本政府が発行する個人向け国債の令和8年5月募集分について、財務省は2026年5月13日(水)時点の情報を公表しました。変動10年・固定5年・固定3年の3種類があり、それぞれの金利や申込スケジュールが明らかになっています。
3種類の商品と適用金利
個人向け国債には、半年ごとに利率が見直される「変動金利型」と、発行時の利率が満期まで固定される「固定金利型」の2タイプがあります。
今回の募集における各商品の金利は以下の通りです。
変動10年(第194回債):年1.67%(税引後1.3307395%)
固定5年(第182回債):年1.89%(税引後1.5060465%)
固定3年(第192回債):年1.57%(税引後1.2510545%)
元本保証と中途換金の仕組み
個人向け国債の大きな特徴の一つが、元本割れリスクのない安全性です。発行後1年を経過すれば、いつでも国が額面金額で買い取る「中途換金」に応じるため、満期前に換金した場合でも元本が保証されます。
ただし、中途換金の際には、直近2回分の各利子(税引前)相当額に0.79685を乗じた金額が差し引かれる点には注意が必要です。
なお、同じ国債でも「新窓販国債」(2年・5年・10年の固定金利)は市場価格での売却となるため、中途売却時に元本を割り込む可能性があり、個人向け国債とは仕組みが異なります。

募集期間・発行日・購入場所
今回の5月募集分の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
募集価格 | 額面金額100円につき100円 |
利払日 | 毎年6月15日・12月15日(年2回) |
募集期間 | 2026年5月14日(木)~5月29日(金) |
発行日 | 2026年6月15日(月) |
普通預金や定期預金よりも高い金利水準で、かつ元本保証という安全性を兼ね備えているのが今回の個人向け国債の魅力です。
876の取扱金融機関が存在し、一覧は財務省の公式ページで確認できます。




