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海外に向けて投資をするという意味について

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人民元が1%の変動幅に変更してから一週間が経ちました。

が、市場の予想通り人民元高には向かわず、

0.5%圏内で安定した動きを見せています。

HSBCのPMI指数を見ても未だ50を割り込んでいる状況ですので、

輸出企業が元高に向かわせない要因となったのでしょうか。

前回お話しした分散投資にも繋がるのですが、

海外に投資をして資産を持つ意味について

今日は少し考えてみたいと思います。

海外に資産を分散する理由として、漠然と今の日本が不安だから

という考えは一理あります。国が破綻した際に、

円建ての多くの資産はその価値を失ってしまいますからね。

ですので、海外へ資産を分散しておくことで、

日本が不景気でも資産を増やしていける可能性が高まります。

次に考えられるのは、円安時のリスク回避のためですかね。

日本という国の信頼が揺らいだ時に、円を持つリスクが当然

高まり、円は売られ円安に向かっていきます。

そうなると今は円高で輸出企業がダメージを受けていますが、

今度は円安によって輸入に関してダメージを受けてしまいます。

円の価値が安いので、海外から輸入しているものの多くの物価が

上昇してしまいます。

その時に海外に資産を持っていれば、その資産も上昇するので、

資産の目減りを防ぐことができるのですね。

《大竹 誠》
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大竹 誠

大竹 誠

香港IFA 私は香港が英国から中国へ返還15周年をした7/1より香港でファイナンシャルアドバイザーという仕事をしております。以前は日本で行っていたのですが、物足りず、とうとう香港まで飛び出してしまいました。ファイナンシャルアドバイザーとはようするにお客様への投資に関するアドバイスをさせていただいております。 寄稿者にメッセージを送る

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