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投資信託の手数料に関して

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以前オフショアファンドを購入する場合、手数料を安くさせる方法として

日本ではなく海外で購入した方が安くなるというお話しをしたかと思います。

今日はそれは何故かというお話をさせていただきます。

なぜ手数料が安くなるかは単純な理由です。

日本の証券会社や銀行ではオリジナルのオフショアファンド(マザーファンド)を

販売しているのではなく、オフショアファンドのコピーファンド(ベビーファンド)を

販売しているからです。

直接オフショアで購入すると、オフショアの投資会社への手数料だけで

済むのですが、それを日本で販売するとそれ+日本の投資会社への手数料

がかかってしまうのです。

また、オフショアのメリットである低税率が、日本では毎年運用益に対して

20%の源泉分離課税がかかってしまい、運用効率も下がってしまいます。

同じファンドでも直接オフショアで購入すると余計な手数料がかからず、

投資効率が日本のものより良いんですね。

年間リターンが数%も違ってくるファンドもあります。

ただ、ここまで手数料のお話しをしておいて、こんな話しをするのは恐縮ですが、

資産運用で最も優先すべきことは、ポートフォリオを作成時に決める

アセットアロケーション(どの資産に投資をするか)になります。

ですので、投資先のファンドを選ぶ際に、類似ファンドがあり、

そこで手数料が安い方を選ぶ程度で今回の話は考えてもらえると

いいかもしれません。

《大竹 誠》
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大竹 誠

大竹 誠

香港IFA 私は香港が英国から中国へ返還15周年をした7/1より香港でファイナンシャルアドバイザーという仕事をしております。以前は日本で行っていたのですが、物足りず、とうとう香港まで飛び出してしまいました。ファイナンシャルアドバイザーとはようするにお客様への投資に関するアドバイスをさせていただいております。 寄稿者にメッセージを送る

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