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投資信託の「再投資」ってなに?

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 投資信託は、「初心者向けの運用商品」などとよく言われますが、仕組みを細かく理解しようとすると、袋小路に迷い込んだように、何がなんだかよくわからなくなります。

 深く突っ込んでいくとけっこう難しいのです。

 しかし、知らないよりは知っておいたほうがいいい。

 投資信託の「再投資」とは、支払われた分配金で、同じ投資信託を自動的に購入すること。このときに、申込手数料はかかりません。

 預金にたとえると、支払われた利息が元本に組み込まれる「複利」のようなもの。

 投資信託の分配金を再投資しない場合、分配金は、指定した口座に現金が振り込まれます。しかし、もともとリスク商品の投資信託には、余裕のお金を使って買った人が多いはず。そんな人は、分配金を現金で受け取ったところで、特に使う予定はないはずなんです。

 買い物などに使わない分配金を、超低金利の預金で運用するくらいなら、同じ投資信託を購入し、ふたたび投資に「参加」させたほうがいいといえますね。

 実際、資産運用の効率面から考えると、投資信託の分配金は「再投資」をしたほうが、複利効果が発揮でき、お金が増えると言われています。

 分配金の受け取り方(つまり、現金で受け取るか?、再投資をするか?)は、投資信託を購入するときに選択できます。

 また、保有期間中でも変更できます。

 現在、毎月分配金の投資信託を保有して、毎月、分配金を銀行口座に振り込んでもらっている人。

 その分配を使う予定がないのなら、「再投資」に変更したほうがいいと思いますよ。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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