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株の配当金の受け取り方は全部で4つ。

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3月決算企業の株主総会がそろそろピークを迎えます。
 今年は、6月26~28日が多いようですね。
 東京に住んでいるということを生かして、これまで何度か株主総会に出席し、雰囲気を味わったことがあります。
 企業にもよるでしょうが、多くの場合、帰りには手土産がもらえましたね。

 株主総会での重要な議決事項は、株主に対する配当金を決めることです。

 だいたいの場合、配当金については揉めることなく可決し、すぐに株主の手元に、配当金領収証が郵送されます。

 私も長らく保有し続けている日本株式が複数あり、毎年この時期は、わずかばかりの臨時収入にワクワクします。・・・ボーナスの代わり・・・

 配当金領収証が届いたら、すぐにそれに印を押し、最寄りの郵便局に持参して現金に換えてもらう。

 私は従来型の配当金の受け取り方をしています。

 従来型の受け取り方とは2008年までの受け取り方。2つの種類がありました。

1)個人投資家の手元に配当金領収証が郵送され自分で郵便局で配当金を受け取る。

2)投資家が株券発行会社に、保有する銘柄ごとに配当金の口座振込指定をして受け取る。

 2009年1月からの株券電子化に伴い、配当金の受け取り方は、新たに2種類が付け加わりました。

3)株式数比例配分方式
 同一銘柄を複数の証券会社で保有している場合、各証券会社にある株式数に応じて、証券口座に入金される方法です。

 たとえば、A証券に200株、B証券に100株を保有している場合、配当金のうち200株分がA証券会社の口座に、100株分がB証券会社の口座に入金されます。

4)登録配当金受領口座方式
 あらかじめ指定した銀行預金口座で、保有するすべての銘柄の株式の配当金を受け取る方法です。

 配当金の受け取り方は、ひとつの証券会社で手続きをすると、他の証券会社で保有している株式も同じ方法になります。

 私は現在のところ、頑なにアナログなやり方である「1)」を採っています。
 会社から給料を口座振り込みじゃなく、現金でもらっているようなものだとは知りながら、現金を手にするときのワクワク感がなんとも言えない心地よさなのです。

 しかしこれも時代の流れ。

 そろそろ効率的で手違いや事故が起こりにくい方法にせねば、と考えているところです。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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