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結婚資金として100~200万円貯める!!

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今週末に東北地方で28歳の男女にお話をする機会があり、あれこれ小ネタを集めています。

 自分の過去を振り返っても、この年代だと「老後のことを考えよう!」
「将来の生活設計をしよう!」といわれたところで、なかなかピンと来ないように思いますね。
・・・ただ、意外にいまどきの若者は、しっかり「老後」を意識してるらしいという噂もちまたにあり、それはそれで、少しこわいようにも思えます・・・。

 まあそこで、今週末は、20歳代後半の独身男女が反応しそうな「愛」だの「恋」だのの「つかみ」から入って行こうか、、、と考えつつ、しかし、いっぽうで、おっさんがそんな話をして下品にならないだろうか??・・・とまあ、あれこれ考えているワケです。

 その中でみつけた情報を少しご紹介。

 出典は、リクルートのゼクシィ。

 結婚前の夫の年収はだいたい400~500万円。いっぽう、妻は300~400万円。

 婚姻届を出した月は、5月が最も多く、次いで10月、11月と続きます。

 挙式月は5月、10月、9月の順。

 春、秋という、過ごしやすい気候がやっぱりいいんですね。
 特に5月は新緑の季節。さわやか。・・・・明るくて気持ちがいい。

「結婚記念日は、入籍日ですか? それとも挙式日ですか?」という質問に対しては、「入籍日」を結婚記念日だと考える人が圧倒的に多い。

 入籍は、意外に地味なモノ。当人の気持ちは盛り上がっているのに、役場の人は極めて事務的に「ハイハイ」って感じで取り扱います。いっぽう、結婚式や披露宴は、みんながよってたかって祝ってくれますから、挙式日を結婚記念日と考える人が多いのかと思いきや。。。

 ちなみに、わが家の結婚記念日は、挙式日ですね。

 この調査は、結婚した人へのアンケート調査です。したがって、みなさん独身時代は将来の結婚を意識して、コツコツと貯蓄をしています。

 夫が結婚資金として「貯蓄をしていた」人は70%。
 妻は74%が貯蓄をしています。

 それぞれの貯蓄額は、「100~200万円」が最も多いですね。

 つまり、夫婦合わせると、「200~400万円」。

 夫婦合わせて400万円にするために、それぞれが200万円貯蓄をするには、毎月3万円、ボーナスで倍額積み立てるとして約4年かかります。

 さて、いっぽう貯めたお金をどれだけ使うことになるか?といえば、、、、挙式~披露宴、新婚旅行、結婚指輪など、結婚一式にかかる費用は、地域によって異なるものの、ざっくり350~450万円。

 ただ、親から援助を受ける人が7割を超えるくらいおり、受けた人の平均は約200万円。
 そして、親戚、友人、来賓からの祝儀はざっと200万円。

 つまり、うまくすれば、「結婚で使うお金=もらうお金」くらいにすることができる計算です。

 だからといって、貯蓄0でいいかというとそうでもない。
 祝儀はあらかじめ読めない金額ですし、結婚には、新居がつきもの。新生活準備にもお金がかかるのです。新生活準備費用として、100万円くらいはみておいたほうがいいでしょう。

 いずれにしても、若いうちから「貯蓄習慣」をつけておいた方がいいという方向に話を持って行きたいのです。

 最後に、以下のことを週末に話すつもりは毛頭ありませんが、結婚を夢見ている方に一言。

「愛する2人が結ばれると必ず幸せになる」という危険思想には、ゆめゆめ、かぶれることのないように。。。。
  (本日が結婚式20年目の善意の第三者より)

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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