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海外での資産形成 投資先として魅力的な国はどこか?

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  今回は「海外投資」について、私なりの私見を述べさせていただきます。海外で投資を行う上で最も重要なことは、なによりも第一に安全性だと考えます。投資には様々なリスクが潜んでいます。価格変動リスク、為替リスク、換金性のリスク、その投資先の国の地政学的なリスクなど、数え上げれば切りがありません。

  しかし、リスクをとり、得るものが大きくなっていくのも投資だと思っています。必要以上にビクビクしているだけでは、大切な資金も働く場所を失い寂しがることでしょう。それでは、どのような国で資産形成または運用することが望ましいのでしょうか?

  じっくりと冷静に世界を見渡してみましょう。投資先として、私はアメリカには悲観的です。まだまだアメリカは、現在の不況の影響を何年も引きずることになると思います。ヨーロッパは昨今のギリシャ問題などの影響もあり、アメリカ以上に大きな打撃を受けています。ユーロ新興加盟国に貸し付けている膨大な債権が、バンクラプトする恐れもあります。

  これから数年後に大きな成長を遂げるであろうと言われている南米やアフリカの途上国は如何でしょうか?これらの国は政情が不安定なことと、日本に入って来る情報が少なすぎるというマイナス面があります。投資の確実性という意味では、情報量に欠けているのです。

  そういった各エリアの各国の状況を考慮すると、アジアの国々から投資先を選択してゆくことが、最良・最適だと、私は思っています。今後、安定的に成長を続ける地域は、我が国は別として、アジアであることは間違いありません。 日本からも距離的に近く、実際に観光や視察に出かけるにも非常に便利な地域です。 そして、既にアジア各国の様々な街には、多くの日本人が暮らしていて、現地からは信頼出来る正確な情報を入手することが可能です。

  逆に、アジアの人々も我々が暮らす日本を観ています。彼らは、日本に非常に大きな関心を持っています。アジアの新興国に暮らす数十億人の人達は、まだまだ車も無く、便利な家電製品も無く、家も貧しい状態です。 これは潜在的に莫大な需要を抱えていることに他なりません。

  そのようなポテンシャルの高いアジアの中の成長する国々で、良い投資先・投資手法を見い出すことが、何よりも堅実で確実に資産を増やしていける方法であると確信しています。日本の30年ー40年前の国を捜すこと・・・・・ その国で資産に働いてもらうこと・・・・・・  これが何よりも最良の資産運用です。

  私は現在、アジアを中心とした国々を何度も行き来しながら、チャンスを捜しています。私が以前より興味のある国は、中国・香港・マカオ・マレーシア・シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアといった新興国です。さらに最近、より興味深く注視している国は、ミャンマー・ラオス・カンボジア等々です。

  今後も海外の投資情報を積極的に見つけて、私自らが率先して投資を行っていきます。そして、これは良質だと思う情報を、皆さまに紹介したいと考える次第です。

《桐山 一人》
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桐山 一人

桐山 一人

株式会社ノマド・グローバル 代表取締役 健康で活き活きと過ごす人生、世界を視野に入れたグローバル・ライフ「ノマド・ライフ」を提唱し、若年層を中心に多くの人々の共感と支持を得る。「若い人こそ、お金の無い人こそ、海外に目を向けた資産形成を検討すべし」と若年層を中心の資産運用のコンサルティングを得意とする。 年間のうち100日以上を海外で過ごす自他ともに認める「Nomad」自由人である。ファイナンシャルプランナー・中小企業診断士・ロングステイアドバイザーの資格を持つ。 寄稿者にメッセージを送る

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