昔と今をくらべてみて、サラリーマン生活の長い方は、ある種、感慨深ものがあるのではないでしょうか?その間の世の中の移り変わりや、勤務先企業の業績の栄枯盛衰。さらには自分の暮らしぶりの変化、家族の数、生活の場の移り変わり、財産の推移など・・・。

  30年前に大学新卒で入社した人は、いま53歳です。1981年が40,833円。そして、2012年が39,756円。これがサラリーマンの1ヵ月のお小遣いの額です。30年前と昨年が、ほぼ同じ。1990年、バブル絶頂期の77,725円というのが、異常値ですね。

  しかしお小遣いに限らず、「バブル期~~」という異常値が、なぜかさまざまなモノを表現するときの物差しのひとつになっています。その時代を生きた者としては、いちばんよかったときがなかなか頭から離れないのだと思います。

  近年のお小遣いの減少には、月収の減少がダイレクトに響いています。今の昼食は、ワンコイン。500円前後です。1993年には外食中心(41.1%)だった昼食は、2012年には「持参弁当」「購入弁当」「社食」が上位を占めているといいます。

  1ヶ月の飲み代をみてみると、2005年は19,680円だったのが、2012年は3分の1の6,943円。飲み会の回数は、1999年の月6回が、2012年は2.4回。1回の飲み会代も2001年の6,160円が、2012年は2,860円。実に半額以下。値段が安くなっているのは、デフレ傾向で物価が下落している面もあります。

  しかし、少しずつでもいい、右肩上がりになってほしいものです。右肩上がりは、進歩や成長の確かな足取りだと感じることができ、気分が高揚しますから。

【出典】新生銀行 ライフスタイル・ラボ
   「サラリーマンのお小遣い調査 30年白書」