今回はポートフォリオについてお話ししたいと思います。突然ですが、

  ポートフォリオって何でしょう?とどのつまり、その個人・企業が保有する総資産の分布図です。どの資産をどれだけ保有しているか、ポートフォリオを見て確認することができるのですね。

  では、保有する資産(投資先)の割合や組み合わせは、どのようにして決めていけば良いのでしょうか?保有する資産(投資先)は全て、過去のパフォーマンスが優れているものばかりを選りすぐればいいだろう!と思ってしまいがちですが、実はそうではありません。このポートフォリオの選定というのは、スポーツのチームを編成することに似ているとよく言われています。

  サッカーが好きなヒトは知っていると思いますが、スペインリーグにある「レアルマドリード」というチームの数年前のメンバーが、まさにスタープレイヤーばかりを集めたチームでした。日本でも有名なベッカムもその一員で、日本では「銀河系軍団」などと呼ばれていたほどです。

  では、このチームが実際優秀な成績を収めていたかというとそうではありませんでした。個々の能力は素晴らしいのですが、チームとしての機能が劣っていたのです。チームにはそれぞれに役割がわり、またそれぞれを補う存在でなければなりません。

  ポートフォリオの構成理論もこれにあたります。それを現代ポートフォリオ理論といい、合理的判断により分散投資を行い自身のポートフォリオを最適化することを指します。

  では、この合理的な判断によるポートフォリオの最適化とは一体どういうことなのでしょうか?

  次回へ続きます。