「うつ病」でも入れる医療保険。 通常は医療保険に入るのが難しくなる

  「うつ病」などの精神疾患が、いまや珍しくない時代になりました。 私の旧友や昔の同僚、親族など、身近な人の中にも、この病気の人がいます。「どうしてこの人が? あの人が? なぜ?」と思うことが多く、「やっぱりね」と頷くよりも、意外な感じを受けることが多いですね。たぶん、誰しもそうなる可能性があるのが、現在を生きる私たちの職場環境であり、生活環境なのでしょう。

  「うつ病」で治療を受けると、医療保険に入るのが難しくなります。医療保険に入るときには、「告知書」に過去の病歴や現在の体況を記載しなければなりません。そこには「過去5年以内にうつ病で治療や診察を受けたことがあるか?」という質問があり、該当すると保険会社はその人の保険加入を引き受けません(保険の言葉で「謝絶」)。なぜなら、一般の人よりもリスクが高いから。公平性が担保できないからです。

  しかし、そんな保険ばかりでは保険業界も困ります。入りたくても入れない人がたくさんいるのであれば、顧客を取りこぼしてしまいます。そんな人でも入れる保険を作ろう・・・・それが「引受基準緩和型」と言われる保険。

  普通の医療保険では、質問事項が10個くらいありますが、「引受基準緩和型」は3~5つの質問しかありません。なかには「うつ病」で通院中だとNGのものもありますが、次の保険などはOKのようです。

■アフラック「もっとやさしいEVVER」
■朝日生命「かなえる保険」
■アクサ生命「OKメディカル」
■メットライフアリコ「ずっとあなたに」

  「引受基準緩和型」の保険は、リスクの高い人が加入できる保険なので、保険料が高くなります。また、加入後1年間は保険金が半額しか払われないなどの制約があることにも注意が必要。しっかり確認してから入るようにしてください。

  医療保障は、貯蓄でも対応が可能です。つまるところ、加入しなくても対応することができますから。

この記事を書いた人

中村 宏 中村 宏()»筆者の記事一覧 (694) http://www.e-workworks.com/

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長
山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。
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