1:金融商品選び
 
  金融商品の評価は、「お金」×「時間」×「利回り」で判断できます。例えば、ローンの場合、3,000万円のマンションを35年ローン、3%固定金利、という風に考えられます。

  また、保険の場合、2,000万円の死亡保険を20年間保障してもらい、予定利率2%というようになります。もちろん、貯蓄や運用も同様です。100万円の定期預金を10年間0.04%という具合に、すべての金融は、「お金」×「時間」×「利回り」で表現されます。

  つまり金融商品を選ぶ場合には、「お金」と「時間」と「使い道」で構成された「予算」(ライフプラン)をしっかりたてることが重要だといえます。ご自身の予算にあわせた金融商品を選ぶか、既成の一般商品を「これがお勧めです」といわれて購入するか、金融商品選びのムダが生じるのは明らかにライフプランを立てない方だといえるでしょう。

  お金と時間を無視し、利回りだけで金融商品を選ぶと、結果として「何度も商品購入する羽目になる」ばかりで、お金の悩みを解消できない状態が続くのです。

2:運用成果=元本×利回り×運用年数
 
  金融商品を使って運用するのですから、運用成果も、元本×利回り×運用年数で決まります。運用成果(リターン)を大きくすることだけを考えると、「元本は大きく・利回りは高く・運用年数は長い」方が総額は大きくなります。

  しかし、安全性は無視されています。安全性を高くすることだけを考えると、「元本は小さく・利回りは低く・運用年数は短かい」方が安全性が高くなります。しかし、これでは大きな運用成果は見込めないでしょう。

  そこで、

(1)元本は大きく、しかし小口に
(2)利回りは高く、しかし常に貸出先を調査し、
(3)期間は長く、しかし常に検証をすることで

  「安全性を高めつつ、しっかりと利回りを得続けること」が期待できるでしょう。これが資産形成の3原則であり、「長期投資・分散投資・企業調査」が運用成功の方程式の鍵ということです。