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「月例経済報告。4ヵ月連続下方修正」・・・とは?

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  「月例経済報告」とは、わが国の景気に対する政府の公式見解です。内閣府が景気動向を示す各種指数にもとづいて毎月とりまとめ、経済財政政策担当大臣が、関係閣僚会議に提出。了承されて公表されます。11月は先週の金曜日に公表され、4ヶ月連続で景気に対する判断が下方修正されました。

  実際のコメントをみてみましょう~~~。

【総論】

 景気は世界景気の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている。

・輸出は弱含んでいる。
・生産は減少している。
・企業収益は、製造業を中心に頭打ち感が強まっている。
・設備投資は、弱含んでいる。
 ~~
・雇用情勢は、依然として厳しさが残るなかで、このところ改善の動きに足踏みがみられる。
・個人消費は弱い動き。
・物価動向は、総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。

 先行きは、当面弱い動きが続くと見込まれる。~~~

・・・・・というように、何もかもが、あまりよくなさそうなのです。「4ヵ月連続下方修正」とは、前月よりも当月のほうがネガティブな表現になっており、それが4ヶ月続いているということ。

  ただ、全体がネガティブだからといって、個々の企業が、そして、個人がネガティブの片棒をかつぐ必要はまったくありません。「景気」という文字に「気」が入ってるように、個人の気分が明るく変わり、それが大きなうねりになれば、状況はまったく逆方向に向かいます。

  まわりの暗い雰囲気に飲み込まれれず、自分だけでもキラキラ輝く表情や言葉を使う習慣を、「意識」しつづければ、やがて隣人の気持ちを照らします。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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