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住宅着工数。2013年は5年ぶりに90万戸超え。

ローン 住宅ローン

  来年の新設住宅着工戸数は、実に5年ぶりに、90万戸を超える見通しです。

  新設住宅着工戸数は、1968年以来2008年まで100万戸を下回ることはありませんでした。2008年秋のリーマンショック後の2009年は、前年比27.9%減の78万8410戸で64年ぶりに80万戸を下回りました。

  その後、2010年、2011年、2012年と、住宅着工数は80万戸台で推移。持ち直すことはありませんでした。しかし、来年2013年は90万戸超えが見通されています。

  そのワケは、2014年4月から予定されている消費税率アップ前の駆け込み需要。おそらく、この減少は、家電版エコポイントのテレビのように、ハウスメーカーにとっては「需要の先食い」。

  もともと、全国の空き家率は10%を超えており、いまは住宅が余っている状況。さらに少子化が追い打ちをかけています需要が盛り上がったあとは、反動が予想されます。

  ・・・その反動の衝撃を和らげるために、「住宅ローン減税の延長・拡大」など、住宅取得を促進する仕組みの導入が検討されようとしています。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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