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マンションの「新築」「中古」「新古」の正しい違いとは?

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  先日こんなお客様が・・・・。

  「業者が新築だといって売り込んできた物件が、もう築何年も経っているものなんです。4年も5年も経っているものが、これまで人が住んでいなかったからって、新築っていうことができるんでしょうか?新築だから価格が高くなるって言うんです。ほんまでっか?」

  「新築」とは、建築後1年未満で未使用の物件のことを言うようですね。ただ、2年未満の未使用物件は「中古」と表現しなくてもよいのだそうです。売れ残った築2年以上の物件は、これまで人が住んだことがなくても、「中古」という表現に格下げとなるようです。

  「新古」とは、とりたてて定義付けされているワケではありませんが、「新築」と「中古」の間にある、建築後1年以上2年未満の未使用物件のことを、こう言っているようです。

  いずれにしろ、売れ残り物件ですから、価格交渉ができそうです。

  冒頭の業者の売り込みは反則っぽい。「新築だから高い」というリクツは通りそうにありません。新築でも中古でも新古でも、価格は相対的に決まります。

  また、売る人と買う人の合意さえできれば、その値段が時価になります。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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