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貯蓄を増やす第三の方法 国や自治体の公的支援を上手に受ける

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  「家計を見直したい」「お金を貯めたい」・・・そう願っているご家庭は多いでしょう。実はそれらを実現する方法は3つしかありません。

(1)収入を増やす

(2)支出を減らす

  まず挙げられるのはこの2つ。この2つはバランスが大事です。妻が働きに出て収入が上がっても支出が増えて結果的に貯蓄が出来なかった・・・夫が深夜にバイトをはじめたら体調を崩した・・・なんてことはよく聞きます。どちらか一方だけ成功しても、もう片方が足を引っ張っては意味がありません。両方を両立させて相乗効果を狙いたいものです。

  更に、収入を増やすことが「働きにでること」だと固執する傾向がありますが、お金に働いてもらうのも一つの方法です。株や投資の知識がなく不安だという方、余裕資金がないからリスクを取れないという方は、ネット銀行などで行う定期金利優遇キャンペーンを利用するという手もあります。大事なのは、収入を増やす方法が、働きにでることだけではないということです。

  収入を増やす、支出を減らす、と2つの方法を提案しました。では最後の一つは何でしょうか?

  それは (3)支援を受ける です。

  支援というと、『親御さんからお金をもらうの?』とおっしゃる方が多いですが、お金だけではありません。例えば急な外出の時に子供を親に預かってもらう。そういった、人的支援をお金に換算したらものすごい支援になります。

  更に、国や自治体の支援もあります。子ども手当改め「児童手当」は0~3歳未満15,000円。3~15歳までは10,000円(第3子以降は小学校終了まで15,000円)。単純に15年これらを貯め続けると200万円近くになります。(実際には誕生月で多少変わります)その他自治体によってことなりますが、子供の医療費が中学卒業まで無料だったり、子供を出産すると出産手当金とは別枠でお祝い金がもらえたりします。

  このように、自分たちの力では収入を増やすのも支出を減らすのも難しい場合は支援を受けるという方法があります。支援を「親御さんからのもの」と限定してしまうと親御さんがすでに他界されている方や、逆に親御さんに援助しているという方は支援が受けられないことになてしまいます。ですが自治体や国の支援は条件さえ合えばだれでも受けることができます。

  家計改善の方法は沢山あります。諦めずにトライしていただきたいと思います。

《横山 晴美》
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横山 晴美

ライフプラン応援事務所 代表 自身の結婚・退職を経て、ライフプランとお金の知識の重要性を感じFP資格を取得。2013年「あなたの家計はあなたが守る」を信念とした「ライフプラン応援事務所」を立ち上げる。以後、個別相談・マネーセミナー・執筆と活動の幅を徐々に広げている。住宅・子育て・老後といった普通の人がぶつかるお金の問題を解決すべく活動。 <保有資格>:住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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