ミャンマーを初訪問 成長著しい街の様子とミャンマー人の人柄

一変したミャンマーの経済状況

  先月、2月下旬に友人たち6人でミャンマーへ行って来ました。丁度2年前(2011年3月)に、テインセイン大統領が率いる新政権が誕生しました。これまで、非暴力民主化運動の指導者であるアウンサン・スーチー氏をはじめとする民主化勢力と少数民族の和解が進み、この国を取り巻く国内外の政治および経済状況は一変しました。

  昨年(2012年4月)に実施されました連邦会議補欠選挙で、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟が、43議席中41議席を獲得して、大勝したことは、記憶に新しい出来事であります。今まさに、新政権は市場経済の発展と経済開放に向けて、様々な法制度の整備を進めています。

  アジア開発銀行の発表によると、この国の2011年度の実質GDP成長率は、5.5%と引き続き堅調に成長を続けています。主に水力発電、天然ガス、石油などのエネルギー分野において旺盛な投資があったこと、またミャンマーの政治、経済改革を歓迎し、観光客が大幅に増加したことなどが経済成長に大きく寄与しているそうです。

  2011年度の貿易に関しては、輸出総額が、492億8千8百万チャットと前年比で、0.4%増加しています。また近年では、中国からの生産拠点のシフトの流れを受けて、特に日本からの受注が好調に推移しています。

旧首都のヤンゴンを訪問 急成長を追いかける街の様子

  私共が訪れましたのは、旧首都のヤンゴンでしたが、街の至るところでインフラ工事が進められて、自動車も急激に増え、朝夕は渋滞で市内は大変混雑していました。

  そして、外国からの観光客やビジネス客が年々増えていく一方で、宿泊施設(ホテル)の供給が追い付いていません。私たちが泊ったホテルも、3つ星のビジネスホテルのような狭いホテルでしたが、料金は1泊1室@1万5千円と異常な高騰ぶりです。ホテルの宿泊代も、ここ3年で約2倍になったそうです。

  夜食の買出しに現地の「シティマート」というスーパーマーケットにも足を運びましたが、物価も殆ど日本と変わりません。このスーパーに買い物に来る人々は、現地でも中流階級以上の人だそうです。一般の労働者の給料(月給)が、1万円から2万円ぐらいと聞いておりましたから、中流層以下の人は、ここでは買い物は出来ないと思います。

  レストランも、ピンからキリまで在りますが、街の屋台のようなところで食事をすると一人500円で充分足りますが、外資の高級レストランで夕食をとりますと普通に一人当たり、1万円以上かかります。

ミャンマー人は親日的で正直者

  ミャンマーの人達は非常に働き者で正直者だと聞きました。それは、ミャンマーの永い歴史において、ミャンマー人は未だかって過去に略奪の歴史が無いそうです。 私の友人が、レストランで財布を忘れても、すぐに親切な店員さんが追いかけてきて、その忘れ物を手渡してくれました。 仏教の信仰厚いこの国の人々は他人のものを盗んだり、他人を騙したりすることが、基本的に出来ないそうです。

  日本人に対しては特に親切で、親日的な民族です。7年間ミャンマーで暮らしている年輩の日本人の方が言っていましたが、ミャンマー人は日本の古き良き時代(例えば大正または昭和初期ぐらい)の日本人の気質にとても似ているそうです。

  私も、今回が初渡航のミャンマーでしたが、この国の人達が大好きに成りました。 また初夏に、もう一度、訪れたいと思っています。さて、次回からは、ミャンマーの経済事情や投資動向について、又その可能性について、さらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

この記事を書いた人

桐山 一人 桐山 一人()»筆者の記事一覧 (56)

株式会社ノマド・グローバル 代表取締役
健康で活き活きと過ごす人生、世界を視野に入れたグローバル・ライフ「ノマド・ライフ」を提唱し、若年層を中心に多くの人々の共感と支持を得る。「若い人こそ、お金の無い人こそ、海外に目を向けた資産形成を検討すべし」と若年層を中心の資産運用のコンサルティングを得意とする。
年間のうち100日以上を海外で過ごす自他ともに認める「Nomad」自由人である。ファイナンシャルプランナー・中小企業診断士・ロングステイアドバイザーの資格を持つ。
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