あぁ!今日も、こうしてミスマッチ保険は販売されていく…

保険会社の人に勧められるままに、何となく決めていませんか?

  生命保険に加入する目的は、まず死亡した場合の遺族の生活保障であると思います。そして、その保険料は被保険者の年齢、性別、健康状況によって決定されるのが基本です。けれども、まず「いくらの保障を準備するのか」そこが生命保険の出発点であり、保険料もその保障額によって大きく左右されます。

  皆さんは今の生命保険を契約される際に、その出発点をどのようにして決定されましたか?保険会社の人に勧められるままに、何となく決めたのではないでしょうか。

  私は日々、保険営業に携わっています。殆どのお客様は既に保険に入っていて、無保険のお客様は珍しいくらいです。ですから保険の営業には、必ずお客様が加入している現在の保険を確認させて頂くプロセスがあります。

  お客様が私のような保険を販売する者に、加入されている保険を開示するには、それなりの理由があります。例えば内容がわからない、もしくは忘れてしまった。次に、保険料の支払いが困難になってきた。そして、漠然と現状の保険を続けていくことの不安、これらが混沌となって私にアドバイスを求められます。

勧められるままに保険に加入した結末は…

  かく言う私自身にも覚えがあります。私が最初に生命保険に入ったのは結婚した時です。丁度友人が保険の営業をしていて、当時私は公務員(教職)についていたのですが、子どももまだいない状態で何の試算もなく、友人の「これぐらいはみんな入っている」その一言で保険に加入していました。

  結果は、過大な死亡保障と賑やかな医療特約のついた保険を20年近く何となく支払い続けていました。

  今の私が過去の私に保険を営業するのならば、公務員という社会保険環境、家族構成(夫婦のみ)を主たる検討材料にして、予算と目的をヒアリングしながら保障額を決定していくでしょう。

  お客様の保険を見させて頂いて断言できる事は、まず99%の確率で契約時の社会保険環境は考慮されていません

  今、保険の加入を検討されているのならば、まず皆さんが自営業者か、サラリーマンか、公務員か、それぞれの社会保険の仕組みを担当者に紹介してもらい、その上で将来のプランも伝えながら保障額のアドバイスを受けて下さい。

  「皆さん、これぐらいの保障は入っていますよ」といった根拠のない説明をする担当者からは、何も得るものはありません。かつての私の失敗を、この一点で皆さんは避けることが出来ます。

この記事を書いた人

松山 靖明 松山 靖明»筆者の記事一覧 (58)

現役の生命保険営業マン。地域のボランティア講師としても保険・年金・相続分野について情報を発信。生命保険の相談を受ける際によく問題になるのは、「友人知人が勧めてくれた」という理由のみで安易に契約してしまっているケース。予算のみではなく、家族構成・社会保障も視野に入れた真のオーダーメイド保険を推進中。
<保有資格>:FP技能士1級、CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、TLC(トータル・ライフ・コンサルタント 生保協会認定FP)、宅地建物取引士、DCプランナー2級、第2種情報処理技術者、小学校教諭、養護学校教諭、ビジネス法務エキスパート、ファシリティマネージャー、第一種衛生管理者、社会保険労務士、生命保険支払専門士
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