「上昇を期待しせっかく買った株が、買った途端下がり始め、気が付くと株価は、買値の遥か下、しかも長期低迷が続き売りに売れない!」と諦めている人はいませんか?

  「塩漬け株」とただ嘆いているだけでは何も変わりません。「塩漬け株」と諦める前に、是非この方法で試みてください。この方法を採るだけで「塩漬け株」の汚名返上になるはずです。

  現在の株高水準によって塩漬け状態からそろそろ解放か、株価が買った時の値段をやっと超え「塩漬け株」から見事に脱した人もいると思います。しかしこの方法は、株価が買値を上回るのをじっと待つ必要はありません。

保有しても大丈夫な「塩漬け株」の見分け方

その会社の業績が毎期継続して良好であり、安定的に配当を行っていること

  これは大前提です。その会社のPBR、PER、配当性向、配当利回り、ROE,ROA、株主資本比率、Cash Flow分析などの財務指標を知っているに越したことはありません。

  しかし細かいことを知らなくても重要なのはその会社が儲かっていて、一定の配当金を出している会社であることを常に確認できれば保有し続けても大丈夫な銘柄と言えます。

投資スタイルは中長期の投資に徹する

その「塩漬け株」と長く付き合う覚悟を決める

  中長期的(5年~10年以上の期間)な運用に徹する

相場全体が下がっていても気にしない

  相場の騰落に一喜一憂しない。但しその会社の業績はいつも気にする必要はあります。

「塩漬け株」の汚名返上は受取配当金にあり!

  買った株が今いくら損をしているかは実質買入株価で見ると簡単です。現在の評価損益(時価-買入株価)に毎期の配当金を含め算出することです。つまり、実際の評価損益は、時価と買入株価の単純比較でなく、時価と実質買入株価(買入株価-配当金累計額)を比較してみることです。

  そうしないと実際の“儲け”や“損”が正確に把握できないからです。 この事例は配当金だけですが、この他、株主優待や信用取引関連の貸株をしている場合は以下の図の通りそれらも含めます。

※買入単価・時価・配当金はすべて仮定の数値で表示している。

※手数料・税金等は含めていない。

※計算の便宜上、手数料・税金は含めていない

  上の図表・グラフはあくまでもシュミレーションですが、この事例では、2003年にA社の株を1株1,000円(千株)で買入れます。2012年時点では受取配当金総額が1株当たり270円(30円x9年)となるので実質株価は、730円(1,000円-270円)となり、購入時の株価から毎期の配当金を差し引くことで、実質評価損益は改善しています。

  このように「塩漬け株」は、毎期受取る配当金などを記録しておき実質の評価損益に引き直すことで、株価は意外と買入時の株価に近づいていることが分ります。仮に利益に至らないまでもその損失額は思っていたより少なくなっているはずです