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来月、住宅ローン金利引き下げへ…さらに見逃せない金利外競争

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来月、住宅ローン金利引き下げへ…さらに見逃せない金利外競争

  このところ、メガバンクなどが相次いで来月の固定金利型住宅ローンの金利引き下げを発表しましたね。変動も今月始めに引き下げたメガバンクもありました。この背景には当然、長期金利などの金利情勢が大きく影響しているのですが、それだけでしょうか?やはり、消費増税への駆け込み需要に対応しての顧客囲い込みを図る目的も少なからずあるのだと思います。

金利が0.7%を切る銀行も

  ちなみに来月(2013年8月29日現在)の金利での最安金利は変動では0.7%を切る銀行もあるようです。固定では10年固定で1.2%台と私たちととっては大変良いことですね。

  ただし、この金利も表向き?…で、さらなる引き下げも?交渉次第ではあるかも?なんてね???

  それにしても、最近の変動・固定(10年)の金利差が以前に比べ、縮小傾向にあることを認識しなければなりません。やはり、現状のローン金利は異常なほど低金利ですので、ライフイベントを第一に考慮することが重要ですが、そのほかにこれらを踏まえて金利選択(変動?固定?)をしなければなりませんね。そして、フラット35の来月の金利も気になるところです…

見逃せない金利外競争

  さらに金利外競争も見逃せません!最近、良く目にする住宅ローンは特定の病気にかかった際にローンが減額または免除される疾病保障付の住宅ローン…これも何とも言えませんが、しっかりと支払事由などを確認して契約することをお勧めします。そして、事由にもよりますが、返済先延ばしや返済金額の減額期間の創設などなど…さすがに銀行員は考えますね…さらなる、良い商品が次々と開発されることを期待しています!

  とにかく、住宅購入に際して貸してもらえるから…なんて、時代はもう終わりました。良く商品を吟味して如何にコストを下げ、自身のライフイベントに即したローンを選択するかが大切ではないでしょうか!

《小林 裕市》
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小林 裕市

小林 裕市

株式会社 アクトFPオフィス 代表取締役 CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士 明治大学卒、地方銀行入行、勤続18年4か月(本部企画部門などの勤務のほか、本店営業部、東京支店にて支店経営を経験)、その後、大手生命保険会社に転職、勤続5年1か月(コンサルティング営業を経験)2004年に独立系ファイナンシャル・プランニング事務所「アクトFPオフィス」を設立、金融現場の未経験者が多い独立系FP事務所のなかで数少ない実務派FP、現在ではスタッフ2名とともに年間100件以上の相談に応じている。さらに2000年4月からは事例勉強会「FP研究会」を専門家集団にするために発案し事務局として参画、これまで10年以上に渡り、FP・弁護士・税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士・土地家屋調査士などの専門家と定例勉強会などを通じ、財産に係る様々な問題解決に取り組んでいる。 寄稿者にメッセージを送る

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