「ねんきん定期便」はバースディカード 活用したい「ねんきんネット」

 先日、私に「ねんきん定期便」が届きました。毎年の事ですが、今年はこの「ねんきん定期便」を利用してちょっと変わったことをしてみました。私が何をしたのかは後述しますが、その前にこの「ねんきん定期便」について確認しておきましょう。

「ねんきん定期便」ってなに?

 まず、誰にこの「ねんきん定期便」は送付されるのでしょうか? それは、国民年金や厚生年金の現役被保険者に送付され、年金受給者(年金受給者で現役被保険者は除く)や共済年金の加入者には送付されません。(日本年金機構で管理されている住所と現住所が異なっている場合も「ねんきん定期便」が届きませんので、心当たりのある方は一度確認してみた方がいいでしょう。)

 では、いつこの「ねんきん定期便」は送付されるのでしょうか? 送付される人の誕生月に送付されます。(1日生まれの人は、誕生月の前月です)

 次に、何がこの「ねんきん定期便」に書かれているのでしょうか? 「ねんきん定期便」には、以下の内容が書かれています。

(1) 年金加入期間(共済組合の期間は記載されていません)
(2) 50歳以上:年金見込額 

 50歳未満:加入実績に応じた年金額。私は56歳なので、「老齢年金の見込額」という表題で記載されています。ちなみに娘の「ねんきん定期便」を見てみますと、「これまでの加入実績に応じた年金額」という表題で記載されています。

(3) 保険料の納付額
(4) 年金加入履歴、納付状況等

 尚、節目年齢である35歳、45歳、59歳の方は、全期間の標準報酬月額など、より詳しい内容が書かれています。

 上記の中で、(1)の加入期間はいつの時点までの月数でしょうか?

 これは作成時点の前々月までの加入月数が記載されています。具体的には、私の「ねんきん定期便」のハガキを見て見ますと、紹介番号の上の行に「平成25年9月19日時点での年金加入記録に基づいて作成されています。」となっていますので、その前々月の平成25年7月までの加入月数が記載されていることになります。

とても便利な「ねんきんネット」

 今年は、この「ねんきん定期便」でちょっと変わった事をしたのですが、それは「ねんきん定期便」に記載されている「お客様のアクセスキー」を使って、日本年金機構のホームページ上の「ねんきんネット」を利用するための登録をしてみたのです。

 17桁のアクセスキーと、基礎年金番号を準備するだけで登録が可能で、登録が完了するとすぐに「ユーザーID」が発行され、以降はこのIDとパスワードの入力のみで、年1回の「ねんきん定期便」を待たなくても24時間いつでもパソコンの画面上で年金の情報が確認出来るのです。

 この「ねんきんネット」の便利さはこれだけではなく、過去すべての期間について加入状況を確認したり、年金を受取りながら働き続けた場合の年金額を試算出来ます。また、国民年金の保険料免除制度、後納制度により追納や後納できる金額を確認したり、と将来の年金プランが容易に出来る優れもの!!です。

 既に活用されている方もいらっしゃると思いますが、私のようにまだ未登録の方は、是非このバースディカード? が届いたら、登録されては如何でしょうか。尚、アクセスキーの有効期限は、「ねんきん定期便」が到着後3ヶ月となっていますので、到着したら早めの登録をおすすめします。(期限後も登録は可能ですが、ID発行に5日程度必要)(執筆者:松山 靖明)

【外部参照】
ねんきんネット(日本年金機構)

この記事を書いた人

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現役の生命保険営業マン。地域のボランティア講師としても保険・年金・相続分野について情報を発信。生命保険の相談を受ける際によく問題になるのは、「友人知人が勧めてくれた」という理由のみで安易に契約してしまっているケース。予算のみではなく、家族構成・社会保障も視野に入れた真のオーダーメイド保険を推進中。
<保有資格>:FP技能士1級、CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、TLC(トータル・ライフ・コンサルタント 生保協会認定FP)、宅地建物取引士、DCプランナー2級、第2種情報処理技術者、小学校教諭、養護学校教諭、ビジネス法務エキスパート、ファシリティマネージャー、第一種衛生管理者、社会保険労務士、生命保険支払専門士
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