日本クレジット協会によると、平成23年度現在のクレジットカード発行枚数は3億2,164万枚。日本の人口は平成23年10月10日現在1億2,779万9千人(総務省統計局)。と、いうことは、単純計算で一人当たり約3枚のクレジットカードを所有していることになります。あなたのお財布には今現在何枚のクレジットカードが入っているでしょうか?

 私達の生活と切り離せなくなったクレジットカード。便利な反面、危険も潜んでいます。クレジットカードを入り口とした多重債務者が増加しています。せっかくの便利なアイテムですから、賢く上手に利用していきたいですね。

1. 使ったらすぐ封筒へ

 クレジットカードで買い物をしたら、すぐに同額の現金を取り分けておきましょう。

 カードでお支払いをするときの問題点が2つあります。一つは目の前で現金が動かないので、使っている感覚が麻痺してしまうことです。お財布から現金を支出するときは躊躇するのに、カード払いだとついついその感覚をなくしてしまいがち。使いすぎてしまう原因です。

 2つ目はカードを利用した時と実際に口座から引き落とされる時期に差がある事です。いわゆるタイムラグが生じてしまいます。これをそのままにしておくと、毎月の口座引き落とし額に大きな変動が出てしまいますので、今月の生活費はやりくりが楽だけど、来月はやりくりが大変。なんてことになってしまいます。

2. カード引き落とし口座は単独にしておく

 カードを利用して使った分の現金を取り分けておいたら、それをカード引き落とし口座へ入金しておきます。これで、カードを利用した時と実際に口座から引き落とされる時期のタイムラグを解消する事が出来ます。その際に重要なのが、カードの引き落とし口座はカード引き落とし専用口座にしておくことです。

 なぜか?

 口座にある程度の残高があると、ついついカード利用分の現金の入金を後回しにしてしまいがちだからです。その結果、気が付くとなんだかお金がない。と、いう状態を生み出してしまいます。

3. 高額商品のボーナス一括カード払いはやめる

 「夏のボーナス一括払い! 金利手数料無料」 よくお見かけするフレーズですね。金利もつかないし、お得なようです。しかし、そもそもボーナスって、先の収入ですよね。まだ手にしていないお金。支給されるかどうかさえも不確定なんです。その未来の収入を当てにしてお買い物をしてしまうと、万が一何か不測な事態が起こってボーナス収入がなかった場合、どうしますか?

 収入はなくなっても支出は既に確定。支払いのお約束の期限には当然支払わなければなりません。

 生活に欠かせないクレジットカード。ぜひ、賢く上手に付き合ってくださいね。(執筆者:大木 美子)