一般的に、住宅ローンの借換えメリットがでるケースとしてあげられるのが、

 ・ 借換えの前後での金利差が1%以上である
 ・ 借入残高が1,000万円以上残っている
 ・ 借入残年数が10年以上である

 というものがあります。

 しかし、実際に借換えコンサルティングをしていて、上記の条件を満たさなくてもメリットが出る場合が多くみられます。今回は、もう少し精度の高い目安を示し、ポイントはどこなのかをお話したいと思います。

 まずは、下図をご覧ください。

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(前提条件)現在金利 1.50 % 月々返済のみ 全額繰上返済手数料 52,500円
      借換後融資:保証料前払方式 月々返済のみ 銀行手数料 31,500円
            印紙代 10,000円
      登録免許税:抵当権抹消 2,000円 抵当権設定 債権額×0.4%
            保証料・登記手数料は概算にて算入

 図をみてみますと本当にざっくりですが、金利差0.5%程度あれば、住宅ローンの借換えの検討をされてみてもいいのではないでしょうか。

 さらにポイントは、 “ 借入残年数 ” にあるとみられます。青字で示したところ借入残年数10年のところですが、今回の計算上、借換えメリットが出るケースもあるものの、保証料の設定など諸費用額いかんによっては、手間の割に効果が疑問視されることも想定できますので、借入残年数10年付近の方は、慎重にシミュレーションしてみてください。

 また、今回の計算で(1) -(2) が20万円以下(赤字)のケースも同じように微妙なラインですので、同様の注意をお願いいたします。ぜひ、参考にしてみてください!!(執筆者:小木曽 浩司)