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株の売買は『移動平均線』で読み取っちゃおう

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株の売買は『移動平均線』で読み取っちゃおう

 「新入学」、「卒業」、「就職」、「資格取得」、「貯金」、「投資」など、新しくチャレンジするにはいいタイミング。そこで、今回は投資の判断の基準といわれる 『移動平均線』 について書きます。

誰でも? 「簡単に!」潮の流れが判る。

 新聞紙面に目を通すと、株についての情報は知ることができます。

 でも、株価のグラフって…。

 チャートだけ見ても、一本一本棒のようなものがゴチャゴチャ書いてあって、初心者には判りづらいものですよね。

 参考までに、平成26年3月6日 日経225の株価を付けてみました。

 でも、トレンド(動き)を見るなら 単純移動平均(5日)、単純移動平均(25日)、単純移動平均(75日)の線だけで判ります。3つの線は、日にちごとに色分けしていますが、一定の株価を平均化してグラフにしたものです。

 例えば、単純移動平均(25日)の場合は、過去25日間の終値〔取引終了後の株価〕のチェックして、平均株価を線グラフにするのです。投資するタイミングを知る代表的な目安として『移動平均線』が注目されているのです。

 その理由は、移動平均線は、「上昇傾向であれば右上に↑」、「下降傾向になれば右下↓」に向かう特徴があるからです。

相場の値ごろ感は、株価と移動平均線を見れば簡単!

 値ごろ感を知るには、株価と移動平均性の動きだけで、おおよそ掴むことができます。注目するポイントは、たったの2つ。

(1) 日経平均の株価〔2013年11月~2014年2月〕に注目

 2013年11月上旬の株価〔青い棒と赤い棒〕は、25日線(赤ライン)を超えてきたような動きを見せたが、2014年1月下旬には、赤のラインを下回ってしまっています。この期間で、上昇トレンドと下落トレンドが起きたことが見てとれます。

(2) 赤ラインの25日線との関係性を見る

 実は、25日線というのは、『過去一ヶ月間の平均な投資コスト』として解釈することもできるのです。

 例えば、株価が25日線を下回ったとした場合、一ヶ月前に株を購入した人は【含み損=マイナス 】したことになります。

 投資家は、損失が大きくなりそうだと思えば、『損切り』しようと、保有している株を売却しようとします。株価は、売る人・買う人の心理状態で値動きが発生するので、株価が線を下回ると『株安』になりやすいのです。それとは逆の動き「線を上回る」と投資家は含み益となり、株価は上昇するトレンドとなるのです。

初心者は相場の動きに合わせて売買が基本です。

 2つのポイントを見ることが基本であることはご理解いただけましたか。線と株価の動きを理解するだけでも、投資をすることはできます。ただし、この他にも値動きを見る手法は沢山あることを理解しておいてください。

 「ローソク足」、「ゴールデンクロス」、「デッドクロス」、「グランビルの法則」など…

 投資スタイルは、人それぞれの思惑によって違ってきますが、『株価の安い時に買って、高くなったら売る』ことで利益が生まれます。長期投資であれば、配当金で利益を上げるという考えもあります。私の考えとしては、急激に上下を繰り返す株には手を出さないというものです。

 一般的に、平均線を超えることを 「 乖離 」といいますが、極端に離れすぎると「買い過ぎ・売られ過ぎ」の状態であり、予測をするのが難しくなります。初心者である場合は、極端に線から離れすぎない状態で売買した方が、損失リスクを軽減できるのではないでしようか。株取引に慣れてきたらも色々な手法を試して、「オリジナルの投資スタイル」を目指してくださいね。(執筆者:村井 一則)

《村井 一則》
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村井 一則

村井 一則

ノーリエ合同会社 代表社員 北海道札幌市出身。理容師免許取得後サロン勤務・管理職・店舗経営を経て、2004年に訪問理美容の専門事業を展開。事業拡大に伴い2011年4月にノーリエ合同会社を設立。現在、福祉系FPの年金アドバイザーとして、老後の資産設計や介護に関する悩みをお持ちの方のご相談のサポートとして活躍。メール無料相談も実施中しておりますので困ったことがありましたらお気軽にお尋ねください。 寄稿者にメッセージを送る

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