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なんと118万7,775円! 妻のへそくり、上手な作り方・隠し方

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なんと118万7,775円! 妻のへそくり、上手な作り方・隠し方

あなたは、「へそくり」をしていますか?


 いざというときのため、自分の趣味に使うためなど、さまざまな目的でへそくりをしている人は、全体の40.2%だそうです。金額は、夫が35万2064円、妻が118万7,775円と、妻の方が3倍以上となっています。(『明治安田生命保険「いい夫婦の日」に関するアンケート調査』より)

 では、世の中の女性はどのようにへそくりを作り、そして、そのへそくりをどのように隠しているのでしょうか?

小遣いからへそくるのがマナー

 家計管理は妻がおこなっているという夫婦が多いものですが、だからと言って妻が家計から不正にお金を抜いてへそくりにする、というのはルール違反です。平等性に欠けますね。

 あくまでも、へそくりは自分の小遣いから作るのがマナー。月々のお小遣いからコツコツと貯金したものが、へそくりとなります。

 一方、「必要なものは生活費から買わせてもらっていて、小遣いは無い」という人の場合は、そのまま生活費からへそくりをしていることもあるでしょう。個人的には、これだと罪悪感を感じやすいですし、実際に夫にへそくりがみつかったときには夫から責められてしまう可能性もあるので、適性な金額を小遣いとしてもらい、その中からへそくりを作る方がお互いにとっていいのではないかと思います。

隠し方

 へそくりを隠す場所としては、タンスの引き出しの中、本の中などが主流です。特に、「タンスの引出の、下着が入っているところ」は人気の隠し場所。ここなら夫が開けることは無いですものね。また、キッチン収納のどこかに隠すのも、同様に「夫が開けることが無い」という理由から人気があります。他にも、玄関の置物の中だとか、職場のデスクの中だとか、みなさん工夫されているようです。

 とは言え、実は大半の女性は、「隠し口座」を作っているのが実状です。特に、ネット銀行の場合は通帳もなく、キャッシュカードさえ隠しておけばいいので人気があるようです。ネット銀行だと自分のスマホ・携帯から履歴や残高照会ができますし、夫にも見つかりにくいです。

へそくりが、夫婦円満の秘訣!?

 へそくりは悪いもの・うしろめたいもの、というイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか?

 そもそも、自分の小遣いをどう使うのかは自由ですし、散財したいのを我慢してコツコツ貯めているのですから、後ろめたさを感じる必要はありません。

※生活費から不正にお金を抜いたり、小遣いを増やすために生活費をキツキツに減らしたりするのはダメですよ。

 ですから、へそくり=悪いものではなく、むしろ、夫婦円満のためにはあった方がいいものだと考えてみてはいかがでしょうか?

 へそくりというのは、言いかえれば個人の資産です。少し生活が苦しいというときでも、「最悪、へそくりから生活費を補てんできる」と思っていればイライラ・ピリピリしにくくなります。家計とは別に自分のお金を持っておくことで、気持ちにゆとりが出るわけですね。

 とは言え、へそくりの存在を夫婦がお互いにオープンにするのは当然おすすめしません。へそくりは悪いものではありませんが、やはり隠すべきだとわたしは思います。

 配偶者のへそくりがどこにあるか、いくらあるか、というのを知ってしまうと、お互いに甘えが出やすいものです。「給料減ったけど、あいつのへそくりがあるからなんとかなるだろう」とか「あの人もへそくりがあるから、小遣いを減らしても大丈夫だろう」とか、お互いのへそくりに期待してしまって、その結果家計の管理がなあなあになってしまいます。

 へそくりをすることによって自分が好きなことにお金を使いやすくなり、へそくりを作れるだけの小遣いを捻出するために家計管理にも真剣に取り組めるようになります。さらには、気持ちにゆとりも出るので夫婦関係もうまくいきやすくなりますよ。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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