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独身女性が今すぐすべき! 一生モノの「お金の貯め方」(前編)

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独身女性が今すぐすべき! 一生モノの「お金の貯め方」(前編)

 今回は、独身女性のための、お金の貯め方について具体的な方法を紹介したいと思います! 「一生モノ」のスキルですから、今回は長いです。お気に入りに登録していただき、時間があるときにじっくり読んでくださいね。


いくらあれば生活できるのかを知ろう

 お金を貯めるには、今の収入を増やすか、今の支出を減らすのが基本ですが、もっとも簡単なのが、支出を減らすことです。そこで、今の生活で何に・いくら使っているのか、いくらあれば生活していけるのかを調べてみてください。

 下記は、費目ごとの目安です。これぐらいあれば生活していけるのではないか? という数字を並べましたので、自分に該当するものを選んで合計してみましょう。

 使いすぎてる恐れがある人には【要改善!】マークをつけました♪

食費・日用品

 まず、食費と日用品費を分けている人も多いと思いますが、普段買う日用品って、ティッシュとか洗剤とか、少額のものばかりですよね。あえて分けずに、まとめて管理した方が楽です。(日用品費は、1か月1,000~2,000円ぐらいなものです)

・外食メイン女子……1か月60,000円【要改善!】

 ほとんど毎日、2食は外食、という状態。

・外食・自炊、半々女子……1か月40,000円

 食事のうち半分ぐらいは外食している状態。

・外食少なめ女子……1か月30,000円

 週に1~2回外食する程度。

・完全自炊女子……1か月15,000円

 特別なとき以外は外食しない。

※実家暮らしの人は、実家に入れているお金があればその定額。

水道光熱費

・何も考えず使い放題女子……1か月20,000円(年間平均)【要改善!】
・節約意識してます女子……1か月12,000円(年間平均)

※水道が上下水道かどうか、ガスがプロパンか都市ガスかによっても水道光熱費は大きく変わります。実際に通帳に記載されている金額を合計してみましょう。(季節による変動もあるので、できれば1年分を合計して12で割ってください。)

※実家暮らしの人は、実家に入れているお金があればその定額。

通信費

 家のネットやスマホにかかる費用です。

・何も考えずに契約しちゃってる女子……1か月15,000円【要改善!】
・それなり節約女子……1か月10,000円
・スマホのみ等ミニマル女子……1か月3,000円

家賃

 家賃は地域によっても全然違いますし、賃貸暮らしの人なら自分の家賃はお分かりでしょう。具体的な金額は書きませんが、手取り収入の3割を超える住居費を払っている人は【要改善!】です。

※実家暮らしの人は、実家に入れているお金があればその定額。

生命保険

 

・無頓着orちょっとびびりすぎ女子……1か月10,000円【要改善!】
・堅実女子……1か月3,000円

※終身保険・養老保険・個人年金保険等、貯蓄性の高い保険は除きます。貯蓄性の高い生命保険は貯蓄としてとらえてOKです。

交際費等経費

 食事に使ったお金でも、付き合いで必要だった飲み代などは、経費として考えます。そのほか、仕事に使う靴やバッグなども、経費として計算しましょう。

 職種によってもここは違うと思うので、具体的な金額は書きません。普段、仕事上必要なものにいくら使っているか思い出してみてください。たとえば、3か月に1回1万円ぐらいのパンプスを買うなら、1か月あたりの費用は千円、というように計算します。

お小遣い(衣服・美容・趣味)

 自分の服や美容院、趣味の食べ歩きや旅行などで、いくら使っているか計算してみましょう。ここはもっとも不透明な部分なので、一番節約しやすいところでもあります!

・「あればあるだけ」女子……1か月10万円以上【要改善!】

 一部の高収入女子にだけ許される使い方です。

・無駄遣いやめられない女子……1か月5万円

 すごく使っているわけではないけど、けっこう自由に使っている状態。

・節約派堅実女子……1か月2万円

その他、仕送り・奨学金等返済等

 ここまで出てきていない支出が無いか、チェックしてください。

・仕送り……実家にお金を送っている人はその金額。不定期の場合は年間合計÷12で平均額を算出。
・奨学金等返済……月々の返済額。
・リボ払い・ローン返済……月々の返済額
【要改善!】

 車や住宅以外でローン返済をしている人は、さっさと返済して今後はローンの利用は控えましょう。

貯蓄可能額と貯蓄目標を決めよう


 自分がどれだけ使っているのか、また、どれぐらい予算があれば生活していけるのか、なんとなくお分かりいただけたかと思います。現状では月に25万使っている人でも、「こことここを改善すれば15万円で生活できそう!」というのも分かりますよね。

 そこで、今度は貯蓄可能額と貯蓄目標を決めましょう!

【例:手取り月収25万円の女性】
生活していける予算が15万円の場合⇒月額10万円貯蓄可能
生活していける予算が20万円の場合⇒月額5万円貯蓄可能

このように、手取り収入から生活費を引けば、貯蓄可能額がわかりますね。あとは、予算に納められるように生活して、この貯蓄可能額を毎月貯蓄していけばいい、ということになります。


 ただ、これだけでは貯蓄のモチベーションが低いので、貯蓄目標も定めましょう!

 「1年で100万円貯めたい!」という人なら毎月84,000円ずつ貯蓄すればいいということになります。もし、計算上の貯蓄可能額が10万円という人ならそのまま10万円貯蓄すればいいですし、5万円だった人は、もうちょっと節約をがんばればないか、検討します。(はじめは5万円からスタートして、徐々に金額を上げていくのでもOKです)

 他にも「結婚資金を2年後に300万円貯めたい!」とか「マンションを買うために5年後に500万円貯めたい!」とかいろいろあると思います。

 現在貯蓄がほとんど無い人なら、まずは「100万円」貯めるのがおすすめです! 貯蓄の目的はともかく、まず100万円貯めてみると自信にもなりますし、今後の貯蓄の励みになります。期間は1年が理想ですが、収入や生活費にもよりますので「ちょっとがんばったら出来そう」と思うぐらいの期間を設定しましょう。

例:「毎月3万円貯蓄できるけど、もうちょっとがんばって4万円ずつ貯めて、2年で100万円貯める」など

 【後編】では、目標貯蓄額を達成するための、日々のやりくりについて具体的にお伝えしていきます。まずは、生活にかかるお金がいくらなのか、今の給料からいくら貯蓄に回せるのかを調べてみましょう!(執筆者:吉見 夏実) →【後編】

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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