※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

予算オーバーしがちな既婚者の美容代 どこまで含めるべきなのかをジャッジ

節約・ポイ活 美容
予算オーバーしがちな既婚者の美容代 どこまで含めるべきなのかをジャッジ

女性は特に、ある程度の美容代がかかるものです。しっかり予算を組んでその範囲内でやりくりするという意識を持たないと、簡単に予算オーバーしてしまう支出ですよね。

予算オーバーしてしまうのは、単に美容代を使いすぎているからというだけではありません。それぞれの支出を適切に美容代なのかそうでないのかを判断できていない可能性があります。そこで、今回はそれぞれの美容代について「美容代に含めるべきかどうか」という問題も含めてジャッジしていきたいと思います!


美容代と考えられる支出とは?

まず、美容代としてはどのような支出があるのか、確認しておきましょう。

・基礎化粧品(ボディケア、ヘアケア用品も含む)
・メイクアップコスメ
・シャンプー、コンディショナー、トリートメント
・美容院代
・スチーマー等の美容家電
・コラーゲンドリンクなどのサプリ関係
・メディキュットや美顔ローラーなどのグッズ関係
・エステサロン代
・マッサージ代(エステ以外の、足つぼマッサージや整体など)

こうして見てみると、多彩な内容になっていますね。では、それぞれの支出について、どのような扱いにすれば予算オーバーせずに済むのか、判断していきましょう。

それぞれの支出はこう判断しよう


基礎化粧品(ボディケア、ヘアケア用品含む)

【日用品代+美容代+小遣い】
どれぐらいのグレードのものを使うかによって判断してください。たとえば、無印良品やちふれのように安いものなら、日用品代に入れてしまってもいいでしょう(目安としては1本1,000円未満)。

それを超えるようなものだと、美容代からの支出もプラスした方がいいです。たとえば、1本あたり2,000円のものであればとりあえず美容代から払っておき、その後日用品代の方から1,000円補充する、という形です。

さらに、1本数万円など、ドラッグストアではまず売っていないような価格帯のものを使う方は、小遣いからの支出も必要だと考えます。とりあえず小遣いから払い、日用品代と美容代からそれぞれ1,000円ずつ回収してください。

ちなみに、美容液やアイクリームなど、基本以外のアイテムに関しては、わたしは全額小遣いから支出した方が良いと考えています。

メイクアップコスメ

【日用品+美容代+小遣い】
女性の場合、「メイクするのはマナー」とまで言われていますので、最低限の化粧品を買う必要があります。この「最低限」というのがクセモノですが、マナーとしてのメイクだと考えるなら、わたしはドラッグストアで揃うレベルの金額が最低限だと考えています。1アイテム1,000円程度です。その金額を超えるものを買うなら、美容代や小遣いから補てんすべきでしょう。

シャンプー、コンディショナー、トリートメント

【日用品代+美容代+小遣い】
こちらも、基本的な考え方は化粧品と同じです。シャンプー・コンディショナーは誰でも使いますから基本的には日用品代で大丈夫です。ただし、1本1,000円を超えてくるようなものを使う場合は、美容代からも出した方がいいでしょうし、さらに、1本1万円とかするような価格帯のものなら、小遣いから大半を出した方がいいですね。

ただ、自分専用というわけではなく家族共通で使うものであれば、日用品代から支出しても良いでしょう。

美容院代

【美容代+小遣い】
髪のカットは、必要経費とも言えるので美容代からの支出でOKです。ヘアカラーや最低ランクのトリートメントぐらいであれば許容範囲でしょう。

ただし、ランクの高いトリートメントやヘッドスパなどお金のかかるものに関しては、自分の小遣いから補てんするようにしてください。

スチーマー等の美容家電

【小遣い】
スチーマー、美顔器、家庭用脱毛器などさまざまな美容家電がありますが、こういったものはまず小遣いから出すべきです。そのときの美容代にゆとりがあれば、美容代からもいくらか補てんしてもいいでしょう。

コラーゲンドリンクなどのサプリ関係

【美容代+小遣い】
サプリ関係は少額なものも多いので、美容代から支出するのでもかまいません。ただし、飲んでいるサプリメントの種類が多いとか、一つあたりの金額が高いという場合は、小遣いからも出すべきです。

メディキュットや美顔ローラーなどのグッズ関係

【美容代+小遣い】
メディキュットや2,000~3,000円程度の美容グッズに関しては、頻繁に買うものでもないと思いますので美容代として計上してもいいでしょう。

ただし、リファカラットのような高額なものを買う場合は当然小遣いから出すようにしましょう。

エステサロン代

【小遣い】
当然、小遣いです。人によっては必要経費だと考えている人もいますが、あくまでも今は節約したい人向けの話をしています。「いくらでもお金を使える」という人でないなら、自分の小遣いでやりくりするようにしましょう。

マッサージ代(エステ以外の、足つぼマッサージや整体など)

【小遣いor医療費】
わたしはお金にゆとりがあるとついマッサージに行ってしまうのですが、これは小遣いから出すべき支出です。ただ、「肩凝りがツライ」など、生活に支障をきたすような不具合がある場合は、治療の一環だと捉えるようにして医療費から支出してもいいでしょう。

ただし、治療目的でのマッサージなら、きちんと成果の出る鍼灸マッサージなど行く店をしっかり選びましょう。リラクゼーションサロンではその場しのぎの効果しかないと考えた方がいいです。

ポイントは「夫婦平等」かどうか!


男性も、それなりに美容代はかかります。一般的な会社員であれば、定期的に髪の毛をカットしなければなりませんし、ヒゲも剃らなくてはなりません。散髪代で言えば、男性の方がよりこまめにカットする必要があるため、費用もかさむでしょう。


夫が必要な分だけ美容代をかけている状態を考えたとき、妻の方もその金額と同じぐらいの美容代に抑えておく方が平等です。「女性の方がお金がかかる」と思われがちですが、それはあくまでも主観的な考え。美容は自己満足である部分が大きいため、実は「必要な美容代」というのは男性とそれほど変わりません

ちなみに、我が家では美容代は、衣服代と一緒に管理しています。「夫の美容・衣服代」、「妻の美容・衣服代」とそれぞれ予算をとっている状態です。実は、衣服代とセットにしてしまえば妻側の美容代にまわせる金額も大きくできるんです

というのも、衣服に関して言えば、女性の服の方が安く手に入りやすいですよね。レディースファッションは安くても可愛いものがいくらでもありますが、メンズファッションはどうしてもそれなりのお値段します。だからこそ、衣服代と美容代をセットにすることで、夫側は「衣服7:美容3」というように衣服の割合が高くなり、妻側は「衣服3:美容7」というように同じ金額でも美容にかけられる予算を増やすことができます。

「女はお金がかかるのよ!」と開き直って美容代を使いすぎるよりも、夫と予算を同じにしてしまった方が不公平感がなくなります。そして、きちんと美容代に含める範囲を意識することによって使いすぎも防げるようになるはずですよ。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
この記事は役に立ちましたか?
+2

関連タグ

吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集