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「夫の収入のみで生活し、妻の収入は全額貯金」を実現するには?

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「夫の収入のみで生活し、妻の収入は全額貯金」を実現するには?

共働き世帯の中には、普段の生活は夫の収入のみでやりくりし、妻の収入は全額貯金する、という方法で生活している人もいます。しかし、共働き世帯でも、夫婦の収入を合算してほとんど生活費に使ってしまい、貯金に回す余裕が無いという人も多いですよね?

では、「夫の収入のみで生活する」というのは実現可能なのでしょうか? また、実現するためにはどうすればいいのでしょうか?


今より生活レベルを下げなければならない

共働きだと、食洗機や洗濯乾燥機など便利な家電を導入しているために水道光熱費の節約が難しいとか、お互い忙しいので外食も多いとか、「これだけ稼いでいるんだから」と生活費は多くなりがちです。

今の家計を見てみても、「たしかに削れるところはあるけれど、ムダ遣いをしているわけでもないし、夫の収入だけで生活していくなんてかなり難しい」と感じておられる人も多いのではないでしょうか?

しかし、貯金額を増やすために夫の収入だけで生活したいなら、そんなことは言っていられません。妻の収入を全額貯金するというのは、言ってしまえば専業主婦世帯並みの生活費に抑えなければならない、ということです。

夫の収入はいくらありますか? 夫婦で手取り50万円の月収がある家庭なら、15~20万円の家賃を払っていても生活はできます。しかし、そのうち夫の収入が手取りで30万円だとしたら、15~20万円も住居費に使う余裕はないでしょう。本気で夫の収入だけで生活していこうと思ったら、引越ししなければなりません。

生活レベルを下げるには夫婦の協力が必要


家計管理をしているのは、どちらかというと妻の方が多いです。しかし、

妻が家計管理や日頃の買い物の仕方を改めただけでは、夫の収入だけでやっていける程度の生活レベルに下げることはほとんどできません


たとえば食費を減らすにしても、「外食をなくす」とか「安い食材を買うようにする」といった努力が妻だけに依存してしまうことになりかねません。でも、共働きで妻も働いているのですから、その上節約のための手間まで増えてしまいます。

また、妻が頑張ってやりくりしていても、夫が相変わらず小遣いの不足分をボーナスで補てんしたいたり、家じゅうの電気をつけっぱなしにしていれば、支出は減りませんよね。

夫の収入だけで生活していくためには、今の生活を根本的に見直して、お互いが協力して節約に取り組まなければならないのです。

可能であればチャレンジしてみよう

現在、妻の収入もほとんどを生活費に使っているという人でも、やろうと思えば夫の収入だけで生活できるかもしれません。あきらめる前に、まずは真剣に夫の収入だけで生活していけないかを検討してみましょう。

参考になるのは、「サンキュ!」などの主婦向け雑誌です。実際に夫の収入だけで生活している人や、専業主婦家庭で必然的に夫の収入のみで生活している人の家計が公開されていますから、マネできるところが無いか探してみるといいですよ

一見変えるのが難しいと思われるような住居費でも、「マイホーム資金が貯まるまで」とか「とりあえず500万円貯めるまで」というように期間を区切って、格安な郊外の家に引越すという方法もあります。住居手当が出ない会社でも、通勤手当は出るところが多いですよね。通勤の交通費が増えても手当で取り戻せるなら引越しの価値はあるでしょう。

他にも、放ったらかしにしている生命保険をネット生保など格安なものに見直したり、大手キャリアへのこだわりを捨てて格安スマホに変更するなどすれば生活費はまだまだ削れるはずです。

夫の収入だけでも生活していくことが可能な方は多いはずです。貯金を増やしたいなら、生活レベルをしっかり下げて、期間限定でもいいので妻の収入を全額貯金に回せるようにしてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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