※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

日本学生支援機構の奨学金 一括返済で報奨金を受け取る方法

ライフ 子育て
日本学生支援機構の奨学金 一括返済で報奨金を受け取る方法

奨学金を返還中の方は、一括返済することによって報奨金を受け取れる可能性があります。報奨金が受け取れるタイプの奨学金を返還中の方は、貯金があるなら先に奨学金を一括返済して、報奨金を受け取ることも考えてみてはいかがでしょうか?


報奨金とは?

報奨金が受け取れる人

日本学生支援機構の奨学金を利用している人の中で、報奨金の対象となるのは以下の人です。

・第一種奨学金(無利子)
・平成16(2004)年度までに貸与開始
・最終割賦金の返還期日の4年以上前に一括返済

もらえる報奨金の金額

報奨金は、全額繰上返還した金額に応じて決まります。

平成11(1999)年度以前に貸与開始の人……全額繰上返還金額の10%
平成12(2000)年度~平成16(2004)年度に貸与開始の人……5%
※平成12(2000)年度以降の人は、経過年月によっては3%となります。

手続きの方法

全額繰上返還をするには、事前に申し込んでおく必要があり、申し込み経路は以下の4つです。

・電話
・FAX
・郵送
・スカラネット

いずれも、手元に奨学生番号を用意してから申し込みしましょう。奨学生番号は契約書類に書かれているほか、毎年4月に送付されるお知らせにも記載されています。

【電話】
奨学金返還相談センター(0570-666-301)へ電話して申し込みます。
※混みあっていることも多いため、あまりおすすめしません。仕事をしていたりして電話をかけられる時間が限られている人は、他の方法で申し込んだ方が早いです。

【FAX】
FAX番号:03-6743-6683
日本学生支援機構の公式サイト内、奨学金の繰上返還のページから申込書をダウンロードできます。

【郵送】
〒162-8412
東京都新宿区市谷本村町10-7
日本学生支援機構 奨学事務センター
日本学生支援機構の公式サイト内、奨学金の繰上返還のページから申込書をダウンロード。

そして、「スカラネット」を利用すればWEB上で繰上返還の申し込みができて大変便利なので、ここから詳しく解説していきます。

スカラネットからの全額繰上返還申し込みの手順


日本学生支援機構の公式サイトから、

スカラネットのログイン画面

を開きます。


※トップページ下部にリンクがあります。


まだ登録していない人は、まずは登録を済ませましょう。


登録には奨学生番号と、リレー口座の一部情報が必要なので準備しておいてください。

登録が済んだら、いよいよ繰上返還の手続きです!


「各種届願・繰上」のタブをクリックしてください。


各種手続きをするためにはワンタイムパスワードが必要です。
「ワンタイムパスワードの取得画面へ」をクリックしてください。


送信先のメールアドレスに間違いないか確認したら、送信します。


ワンタイムパスワードが記載されたメールが届きます。


「各種届・願出・繰上返還申込の処理選択画面へ」に進み、ワンタイムパスワードを入力します。


「繰上返還申込」へ進みます。


奨学生番号を確認し、氏名を入力して次へ進みます。


全額繰上か一部繰上かを選択します。
※一部繰上にしても報奨金はありません!


複数の奨学金がある方は、繰上返還する奨学金を選択します。すべて繰上返還をしたい場合も、一つずつ手続きしていかなければなりません。


次へ進むと内容確認になります。


繰上後の残高が0円になっていますね! これで送信すれば、申し込みは完了です。

貯金があるなら繰上返還してしまおう!

第一種奨学金は無利子のため、特に急ぐことなくのんびり返している人も多いと思います。しかし、さっさと全額を一括返済してしまった方が報奨金が受け取れて、実質的には返還金額が少なくて済むのです。

もし100万円を一括返済すれば、少なくても3万円、多い人なら10万円の報奨金が受け取れます。

手元にある貯金でまかなえる金額なら、迷わず全額繰上返還しましょう。また、まだ貯金が少なくて繰上返還できないという人も、自分の返還終了がいつになるのかを確認し、4年前までには全額繰上返還ができるようお金を貯めていくのがおすすめですよ。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集