昔から、「落とし物をしたら警察に届けましょう」と言われていますよね。落とし物を拾って自分のものにするなんて、もってのほかです。では、落ちていたクレジットカードを拾った場合、どうするべきなのでしょうか。

カード会社に届ければ所有者への連絡が早い

クレジットカードを拾った場合、まず考えるのは他の落とし物と同様に警察に届けることですが、クレジットカードに関してはカード会社に届けた方が良いです。

クレジットカードは財布の中に入っていることが多いので、多くのケースでは財布ごと落として、中に入っている運転免許証などの身分証明書から所有者が判明するという流れです。

しかし、財布から落ちるなどして中にはクレジットカードだけを落とすいう可能性も考えられ、そうなると身分証明書が一緒にないため、警察に届けてもすぐに所有者に連絡はつけられません。

一方、カード会社に届ければカード会社に登録されている情報などから、すぐに所有者が判明して連絡がつきます。そうすれば、所有者としても一安心ですよね。

カード会社から「薄謝」がもらえるかも


カードの裏面を見てみると、「このカードを拾った方はカード会社に連絡してください。薄謝を進呈します」と書いてある場合もあり、カード会社名と住所、電話番号が一緒に記載されています。

そこで気になるのが、この「薄謝」がどの程度のものか。

くれるものについても「現金」の場合もあれば「カード会社のギフトカード」の場合もあります。金額についてもまちまちですが、カード会社によっては1万円相当くれる場合もあるようです

カード会社にしても、拾ったカードで不正利用される被害金額に比べれば、薄謝の1万円の方がはるかに安上がりですしトラブルにも発展する可能性は低いので、非常に合理的な対応だといえます。

ということで、クレジットカードを拾ったら警察に届けてもいいのですが、所有者の安心と薄謝のことを考えれば、カード会社に届けた方が賢明ですね。(執筆者:角野 達仁)