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趣味に関する出費は節約すべき? 正しい趣味との向き合い方

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趣味に関する出費は節約すべき? 正しい趣味との向き合い方

節約節約と言っていても、なんでもかんでもお金を使わないようにしていては、「何のために働いているのか分からない」ということにもなりかねません。

特に趣味に関しては、「これのために働いているんだから節約は考えたくない」という人も多いのではないでしょうか?

もちろん、十分な資産がある、一定のペースで貯蓄できているという方であれば趣味にかかるお金を気にすることはありません。ただ、貯蓄ができていない、将来に不安があるという人は、趣味に使うお金についても考えておく必要があります。

趣味にいくらかかっているか把握していますか?


「趣味だけは好きなように楽しみたい」と考えていると、際限なくお金を使ってしまいがちです。あなたは、年間で趣味にいくらかかっているか把握していますか?


「20万円ぐらいかな~」なんて予想はできると思いますが、実際に計算してみると、思いのほかお金がかかっている可能性があります。

カメラを買ったとかライブのチケットを買った、という金額は多少覚えていても、カメラ以外のこまごまとした備品の購入費用や、イベントに出かけるための交通費なんかは覚えていないのではないでしょうか。

一度、年間でいくらぐらいお金がかかっているのか、振り返ってみることも大切です。クレジットカードで買っている人なら明細を見返してみましょう。現金で買っている人だと「レシートなんて残っていない」ということもあると思いますので、今後1年間は意識的にいくらお金がかかっているのかを計算してみることをおすすめします。

趣味にかかるお金にも上限を設けよう


「もっとカメラが欲しい」とか「車をカスタマイズしたい」とか、比較的お金がかかりやすい趣味をお持ちの方だと、

趣味にかけるお金に上限を付けることも必要

です。収入には限りがあるのですから、趣味に際限なくお金をかけることはできないのです。


上限は年単位で

「趣味のお金は1か月いくらまで」と決めるのはおすすめしません。趣味にかかるお金は月によって変動が大きいことが多いですし、年単位で決めた方が予算内におさめやすいのです。

分割払いはしないor現金主義で

高額なものを購入するときにも、ローンを組んだり、クレジットカードの分割払いを利用することは禁止にしてしまいましょう。また、クレジットカードで買い物をするとつい高額なものを買ってしまうという人は、現金で支払うようにしてください。欲しいものがある場合はお金を貯めて、現金で買うようにするのです。

趣味のために他を節約することも考えよう

わたし自身は、趣味は読書とカフェめぐりぐらいなものなので大してお金がかかりません。かなり自由に楽しんでも小遣いの範囲におさまります。

しかし、もっとお金がかかりやすい趣味をお持ちの方は、存分に趣味を楽しむために、他のところで節約する、ということを考えてもいいでしょう。

まずは必要な貯蓄分を確保する。その後、最低限必要な生活費を確保する。その生活費の範囲内できちんとやりくりできれば、趣味に使えるお金も増えるということですよね。

趣味にかかるお金も節約した方がいい場合もありますが、まずは趣味以外の支出について節約を実践する方が趣味にむやみに制限をかけなくて済むのではないでしょうか。

趣味ぐらいは自由に楽しみたいものですが、現状としてお金が貯められていないという人は、一度趣味にかかっているお金を把握し、必要であれば使えるお金に上限を設けるなどの対策もした上で家計の範囲内で趣味を楽しむようにしましょう。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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