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新たに掃除用具を買い足さずに家にあるもので家じゅう大掃除

節約・ポイ活 100均
新たに掃除用具を買い足さずに家にあるもので家じゅう大掃除

毎年大掃除になると、掃除用具や洗剤を新たに買う方は多いのではないでしょうか? かく言うわたしも、大掃除スイッチが入ってしまうとついドラッグストアや100円ショップで新たな掃除グッズを買ってしまうことがあります。


しかし、特別な洗剤や便利な掃除グッズを買わなくても、大掃除はできるはず。今回は、家にあるものを使って大掃除をする「おばあちゃんの知恵袋」的な掃除テクニックを紹介したいと思います!

各箇所の掃除の方法を解説していきます。また、一番最後に、掃除に使うアイテムの説明を掲載しています

場所によっては複数の掃除方法があるため、自宅にあるモノの中で使いやすいものを選んでくださいね。

【目次】
ガスレンジ(コンロ)のトッププレート
換気扇&ガスレンジ(コンロ)の五徳・受け皿
シンク・調理台
排水口(キッチン・お風呂)
蛇口(キッチン・お風呂等)
浴室の壁・床・浴槽
トイレ
窓ガラス
網戸
サッシレール
家電等プラスチック素材のもの
木製の家具
壁紙
床(玄関のたたき)
床(畳)
床(フローリング)
床(クッションフロア・塩ビシート)
床(カーペット)

ガスレンジ(コンロ)のトッププレート


・みかんの皮

大まかな汚れをふき取ったあと、みかんの皮の内側(白い部分)でこすります。


・ビールの飲み残し
ビールの飲み残しを雑巾に含ませて拭きます。

・小麦粉・重曹
トッププレートを濡らしてから小麦粉もしくは重曹をふりかけ、15分ほど放置したのち、拭き取ります。濡らす際には水を入れたスプレーボトルを使うとやりやすいです。重曹スプレーを使っている人は、重曹スプレーでもOKです。

換気扇&ガスレンジ(コンロ)の五徳・受け皿


・小麦粉・重曹

換気扇や五徳・受け皿を濡らした状態で小麦粉もしくは重曹をふりかけ、15分ほど放置したのち、拭き取ります。


・(ガンコ汚れには)重曹の浸け置き
上記の方法で汚れが取れない場合、特に長期間掃除をしてこなかった五徳・受け皿は、浸け置きが有効です。洗い桶やバケツにたっぷりのお湯と重曹大さじ2程度を入れ、そこへ五徳・受け皿を入れます。一晩浸け置きしたのちに擦り洗いしましょう。

シンク・調理台


・みかんの皮

みかんの皮の内側(白い方)でこすります。


・酢水
酢水をスプレーして拭く、もしくは酢水を含ませた雑巾で拭きましょう。

・食品用ラップ
くしゃくしゃにまるめたラップでこすっていきます。最後は水で流せばOKです。

排水口(キッチン・お風呂)


・重曹

重曹をたっぷりとふりかけて、そこで酢水をスプレーします。すると発泡しますので、そのまま1時間ほど放置。その後お湯を流してまだ汚れが残っていれば拭いて仕上げます。


蛇口(キッチン・お風呂等)


・みかんの皮・みかん水

みかんの皮の内側(白い方)でこすります。もしくは、みかんスプレーをして雑巾で拭きます。


・酢水
酢水をスプレーしてから拭くか、酢水を含ませた雑巾で拭きます。

浴室の壁・床・浴槽


・酢水

石鹸カスを落とすのに最適です。スプレーして30分ほど放置したのち、アクリルたわしでこすって汚れを落とします。


・重曹
クエン酸では落ちない皮脂汚れを落とすのに向いています。スポンジにふりかけてこすったり、床ならそのままふりかけてから磨くのもおすすめです。

トイレ


・酢水・みかん水

便器の内側にトイレットペーパーを敷き詰め、その上からスプレーしていきます。トイレットペーパーがしっかり濡れるまでスプレーしたら、1時間ほど放置して、そのあとトイレブラシでこすり洗いをします。


トイレの床や壁は、スプレーをしてアクリルたわしでこするか、酢水・みかん水を含ませたアクリルたわしでこすります。

窓ガラス

・新聞紙
新聞紙のインクが窓ガラスのコーティングをしてくれるということで、水拭き・乾拭きの必要がなく手軽に掃除できます。

・酢水・みかん水
スプレーしてからアクリルたわしでこすっていきます。

・中性洗剤水
中性洗剤水を含ませたアクリルたわしでこすっていきます。

網戸


・新聞紙

網戸の外側に新聞紙を貼り付け、内側から掃除機をかけます。そうすることで掃除機の吸引力を下げることなく隙間のゴミを吸い取りやすくなります。


・雨を利用する
雨が降っている日に網戸を外して斜めに立てかけておくと、水の力で汚れを洗い流してくれます。

サッシレール


・小麦粉・重曹

大まかに汚れを取り除いたあと、細かい部分に使います。小麦粉もしくは重曹をふりかけて歯ブラシや綿棒でこすると細かい部分の汚れが取れますよ。


家電等プラスチック素材のもの


・酢水・みかん水

スプレーをしてからアクリルたわしで磨いていきます。


・中性洗剤水
中性洗剤水を含ませたアクリルたわしで磨いていきます。

木製の家具


・酢水・みかん水

スプレーをしてからアクリルたわしで磨いていきます。


・米のとぎ汁
とぎ汁を含ませたアクリルたわしで磨いていきます。

壁紙


・みかん水

スプレーしてからアクリルたわしで磨いていきます。


・中性洗剤水
中性洗剤水を含ませたアクリルたわしで磨いていきます。

床(玄関のたたき)


・新聞紙

濡らした新聞紙をくしゃくしゃにちぎったものを床にまきます。それを転がすようにしながらホウキで掃くとホコリがきれいにとれます。


・茶殻・コーヒーかす
床にばらまいて、それを転がすようにしながらホウキで掃きます。

床(畳)


・茶殻・コーヒーかす

畳の上にばらまいて、ホウキで掃きます。細かいホコリまできれいにとれます。


・みかん水
みかん水を含ませた雑巾を固く絞り、畳の目に沿って拭いていきます。畳は水分に弱いので、右手にみかん水の雑巾、左手に乾いた雑巾を持ち、みかん水で拭いたらすぐに乾拭きしていきましょう。

床(フローリング)


・米のとぎ汁

米のとぎ汁にはワックス効果があるため、フローリングがピカピカになります。


※木製のフローリングに使用してください。フローリング調のシートの場合は「クッションフロア」になります。


床(クッションフロア・塩ビシート)


・中性洗剤水

中性洗剤水を含ませたアクリルたわしで拭いていきます。汚れがひどい場合は中性洗剤水を多めに床につけて、歯ブラシなどでこすりましょう。


床(カーペット)


・小麦粉・重曹

カーペットの上にふりかけて、2時間ほど放置します。その後、掃除機できれいに吸い取ります。


・中性洗剤水
濃いめに作った中性洗剤水をたっぷりとカーペットにつけて、雑巾でこすっていきます。洗濯するときと同じようにすすぎ・脱水が必要なので、洗剤を落とすための水拭きと、脱水のための乾拭きをし、まだ湿っている場合は扇風機を当てて乾かしてください。

それでも汚れが取れない場合は浴槽で洗うか、観念してクリーニングに出しましょう。

掃除アイテム一覧

みかんの皮


みかんの皮の、白い部分を使って磨きます。クエン酸によって汚れが取れやすくなります。水拭きしなくても大丈夫ですが、ニオイなどが気になる場合は水拭きしてください。


みかん水


干しておいたみかんの皮と水を鍋に入れて、煮詰めていきます。冷ましたらスプレーボトルに入れて使いましょう。


水拭きしなくても大丈夫ですが、ニオイなどが気になる場合は水拭きしてください。

茶殻・コーヒーのカス


どちらも濡れた状態で使いますが、茶殻は軽く絞ってから使いましょう。汚れを吸着してくれます。


新聞紙


インクにツヤだし効果があるので、窓ガラスなどガラスを拭くのに向いています。また、濡らすことで汚れを吸着してくれるという効果もあります。


お米のとぎ汁


木製のものを拭くのに使うとワックス効果が得られます。水拭きの必要はありません。


酢水


クエン酸の効果で汚れを取ります。水2:酢1ぐらいの割合で混ぜて、スプレーボトルに入れておくと便利ですよ。クエン酸をお持ちの方は、クエン酸でもOKです。


お酢のニオイは時間とともに消えますが、酢のニオイが苦手な方はみかん水を使うか、クエン酸を使うのがおすすめです。

小麦粉・重曹


いずれも、汚れを吸着したり、研磨する作用があります。重曹の方が掃除には向いていますが、なければ小麦粉でも十分代用可能です。


ぞうきん


使い古したタオルで十分です。わざわざ縫わなくても、切りっぱなしで大丈夫ですよ。


マイクロファイバークロス


マイクロファイバークロスは、乾拭きや仕上げ拭きをするときに使ってください。水拭きの跡が残らずきれいに拭きとることができます。


アクリルたわし


アクリル製の毛糸でできています。編み物ができるなら、ぜひ手作りしましょう。編み物ができなくても、アクリル毛糸を束ねただけのものでも十分使えます。細かい汚れまで取ることができます。


ひどい汚れ⇒ぞうきん
こまかい・薄い汚れ⇒アクリルたわし
仕上げ⇒マイクロファイバークロス
と使い分けるのがおすすめです。

まとめ


大掃除のときに洗剤をたくさん購入しても、使い切れなかった分はその後使うことも滅多になく、無駄になってしまうこと、ありますよね。また、便利な掃除グッズも、使い捨てになってしまったりすぐにダメになってしまったりして、掃除は便利になっても節約にはならないことが多いです。


家にあるものだけで掃除をするのは多少手間がかかる部分もありますが、お金を使いませんし、強い洗剤を使わない分肌にも環境にも優しいです

今年は、こうした家にあるものを使って大掃除をしてみませんか?(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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