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オーストラリア在住者が一時帰国する時に使っている「航空チケット」の買い方

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オーストラリア在住者が一時帰国する時に使っている「航空チケット」の買い方

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サンシャインコーストの海辺

≪サンシャインコーストの海辺≫

オーストラリアは日本と季節が逆ですから、日本が寒い時にオーストラリアは常夏、暑い時期には涼しいという気候です。

オーストラリアの治安は比較的に安定していて、日本との時差もほとんどないので、人気の高い旅行先の一つではないでしょうか。

にもかかわらず、日本からオーストラリアは航空料金が意外に高く、渡航のチャンスが少ないという話を聞きました。

私たち5人家族は2016年の日本への往復航空券を片道13万6,470円で手に入れました。単純に1人約2万7,000円です。

今回は、オーストラリア在住者が一時帰国をするときに、どのように航空券を手に入れているのか紹介します。

ジェットスターに登録して、セールの情報を取得しよう!

オーストラリアと日本を直接結ぶ航空会社は、JAL、ANA、カンタス、ジェットスターの4社です。

今では旅行会社を介さなくても、ネットから個人的に航空券を手軽に買うことができるので助かります。

急を要する場合は、ネットでチケットを買うよりも航空券を取り扱う会社に頼んだ方が安くなることもあるらしいのですが、時間がある場合は、格安航空会社のサイトから手に入れるのが、断然お得です。

オーストラリアと日本の間を飛ぶ格安航空会社は今のところジェットスターだけですから、まずここに登録をすることをおススメします。

セールがある時には、メールで連絡が来るように設定しておくのです。

セールにもすごく安い場合とそうでもない場合、二人なら得になる場合など、さまざまあります。年に何度もセールが行われるので、登録をしたら、根気よく自分の希望に合うセールが出るのを待ちましょう。

安い日にちの検索


興味のあるセールが出た場合は、その広告からジェットスターのページに行き、出発地と到着地を選んで検索を始めます。

セール期間中でも、日にちによっては差があるのが通常です。仕事の都合や学校の休み、家族に合わせて、いろいろな検索をしてみる必要があるでしょう。

注意したいのは、直行便だけでなく経由がある場合も検索結果に反映されることです。

東京出発の場合は直行便も多いですが、大阪出発になると経由便も多く混ざっています

例えば、ゴールドコーストは日本人にも人気の観光地ですが、大阪からの直行便が廃止されました。関西空港からゴールドコーストに行きたいという場合は、東京からの直行便にするか、大阪からケアンズ経由でゴールドコースト入りをするかの選択になります。

ちなみに個人的には東京出発をおススメします

理由は経由地ケアンズの到着時間にあります。朝の4時5時に到着することが多く、到着時間の数時間前から朝食を配膳するために電気がついたり、機内が騒がしくなります睡眠時間がかなり制限されてしまうので、そのようなことが気になる方や子連れには不向きです。

大きなトランクを自宅から成田空港に宅配しておけば、手荷物だけで国内の移動ができるので、成田空港から出国する方が身体的には楽だと思います。

現地の祝日を必ず確認

自分で航空券を購入した場合は、自分で宿泊施設も探すことになると思いますが、この時に注意をしたいのが、こちらの祝日を計算にいれることです。

日本と同じですが、学校が休みに入ると宿泊料金が跳ね上がることが多いです。日本のように毎年決まった日程ではありませんから、その年、その年でネットで確認をする必要がありますし、州によっても違ってくるので、行く先によって確認しなければなりません。

日本の夏休みにあたる長い休暇はだいたい12月初旬から始まります。クリスマスはこちらでは一番大きなイベントにあたりますから、宿泊施設は基本的にとても高くなります。

日本人にはあまりなじみのないイースターホリデーという休暇が3月下旬か4月上旬に毎年ありますが、これもクリスマスの次に大きい休みです。

この時期を避けることができたら、宿泊費は随分と安くおさえられるのではないでしょうか。

日にちが決まれば、細かい設定を行って終了

航空券にもどります。

納得のいく値段で日にちが見つかれば、いざ購入です。あとは簡単! と考えがちですが、実はここからも大変な作業が続きます。

ジェットスターは格安航空会社の一つですから、経費削減のためにサービスのほとんどが有料化されています。ですから、ここからどのようなサービスを追加するかによっては、料金が跳ね上がってしまうのです。

jets

≪ジェットスター請求明細書≫

まず最初に選択しなければならないことは、航空券の変更を可能にするかどうかです。預け入れ荷物など他のサービスを含めて8,000円ほどでプラスされますが、仕事によって変更もありうるという人は必要かもしれません。

家族が多いと8,000円×人数分となり、負担額も大きくなるので悩むところでもあります。預ける荷物については、のちにオプションとしても追加できます。

ちなみに設定は

15kgからあり、20kgで3,000円、30kgで5,100円、60kgで6,000円

となっています。

チェックイン窓口でも追加可能ですが、当然割高になるので、予約時にどれくらいの荷物になるかも計算しておいた方が、出費は抑えられます

それから、食事、毛布などのグッズ、iPADが必要かなど細かな選択が続きます。また、座席指定にも幾らか追加料金を取られます。指定がなければ座席がどこにあてられても文句は言えないということですから、座席そのものにはこだわりがなくても、子連れには無視をしにくいところでもあります。

この辺りにくると、だいたいヘトヘトで頭も回らなくなってきますが、もうすぐゴールですから、投げやりにならずに、冷静に進めましょう。

当たり前ですが、オプションは追加すればするほど、料金がかかるので、安くおさえるためには、必要なものだけを追加するに限ります。

今年は我が家は5人で帰国するのに片道13万6,470円(1人片道約2万7,000円)で、昨年は5人で往復A$(オーストラリアドル)2,698(1人片道約2万5,000円)で、帰国できました。

少々手間ではありますが、家族が多いと節約するお金の額も大きくなるので、価値はあります。ぜひ試してみてください。(執筆者:松下 歩)

《松下 歩》
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松下 歩

松下 歩

ワーキングホリデーでオーストラリアに渡ってから、オーストラリアに魅了される。長年の夢を叶えて移住を果たし、3人の子供を産み、子育て真っ最中。日本では看護師として病院に勤務し、シドニーでも看護助手として老人ホームで働いていていました。ブリスベンへの引っ越しを機に退職し、子育てに専念。現在はフリーランスとして新たな出発を始め、子育てや家事との両立を目指して働いています。 寄稿者にメッセージを送る

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