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シェアハウス経営(投資)の魅力とデメリット

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シェアハウス経営(投資)の魅力とデメリット

新しい不動産投資の形態としてシェアハウスが注目されていますね。

シェアハウスへの投資がどうしてそんなに脚光を浴びるようになったのでしょうか?

その理由とシェアハウスへの投資のリスク・デメリットについて考えてみたいと思います。


なぜシェアハウス?

シェアハウスとは、1つの物件を複数人で共有(シェア)して暮らす居住形態。入居者には個室が用意されますが、リビング・キッチン・バスルーム・トイレなどは共用となります。

このように多くのスペースが入居者の間で共用となるため、アパートやマンションに比べてより多くの人が入居できるのです。

つまり、シェアハウスはアパートやマンションと比べて収益性が高いと言えます。投資家から見たシェアハウスの最大の魅力はこの収益性の高さです。

最近ではシェアハウスがテレビで取り上げられることもたびたびあり、その注目度が高まっています。

多様化する若者のライフスタイルもあって、シェアハウスやルームシェアは20代から30代の女性を中心に人気の生活スタイルになっています。そんな追い風を受けて高い入居率が確保できていることも、人気が集まる要因の1つになっています。

水周りは共用ですので、設備が故障した際の修繕費を抑えられることもシェアハウスのメリット。

家賃3万円に満たないアパートで給湯機が故障したりすると泣きたくなります。新しいものに交換する費用で家賃の5か月分が飛んで行ってしまいますからね。

投資のリスクとデメリット

通常の賃貸管理よりもノウハウが必要なシェアハウスの運営においては、オーナーの負担が大きいということがあります。

家具・家電の設置や修理・メンテナンスなどは、基本的にオーナーが行います。入居者同士のトラブルも少なくありません

このようなトラブルの解決もオーナーの仕事です。続発するトラブルは退去・空室につながり兼ねませんので、普段の生活におけるルールを考える必要もあります。このように、シェアハウスの賃貸管理はかなり大変です。

こうした賃貸管理をシェアハウス専門の管理会社に外注することもできますが、管理費として賃料収入の20%程度を支払わなければなりません。維持管理が面倒な分、外注管理費も高額になるということです。

シェアハウスで送る生活スタイルが、いつまでも流行り続けるか? その答は、恐らく「NO」だと思います。シェアハウスへの投資の場合は、流行り廃りによって空室リスクが増すことが予想されます。

シェアハウスへの投資を行うならば、数年で投下資金を回収してしまいたいものですね。


特化したシェアハウス

いっぽうで、あるコンセプトに特化したシェアハウスは競争力があります。

ゴルフ好きが集まるシェアハウスでは、ドライビングレンジやアプローチ練習場を完備。リビングではゴルフ談義で盛り上がるのだとか。

また、まるで猫カフェのような、ネコの居るシェアハウスなんかも面白いですよね。シェアハウスを始めるには、こうした企画・立案も大事になってきます。(執筆者:内田 陽一)

《内田 陽一》
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内田 陽一

内田 陽一

株式会社aoie代表取締役、合同会社パッサージュ代表、ランドリーム草加八幡町店およびシェローバイクパーク草加産業道路オーナー、ホームインスペクター(住宅診断士) 2014年まで外資系通信機器会社にて通信用集積回路の開発に従事。退職後、それまで兼業で行っていた不動産賃貸業を本業に。5棟41室、北関東を中心に高利回りの物件の賃貸経営に携わる。空店舗を活用したランドリーム草加八幡町店・シェローバイクパーク草加産業道路の経営にも携わる。2018年よりまちづくり会社、株式会社aoieの代表取締役を務める。2018年4月、第1号案件となる「キッチンスタジオ アオイエ」がオープン予定。 寄稿者にメッセージを送る

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