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先週の市況をダイジェストで振り返る(6月第1週)

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先週の市況をダイジェストで振り返る(6月第1週)

2016/5/30 月

イエレン議長が、数か月内に利上げをすることと適切であると発言し市場は好感。

1QのGDP成長率は予想以下であったが、テクノロジー・金融株を中心にすべてのセクターで値を上げる。

欧州ではロッシュの決算が好調で製薬が伸びたが、スペインのBanco Popularが大幅に続落した銀行株、ブレント原油の価格が下がったエネルギー株が弱い。

2016/5/31 火

米国と英国が祝日で市場は薄商い。先週のイエレン議長の発言からドル高になりドイツ株は1か月来の高値。

支援の対話が順調に進んでいたギリシャがここにきて102億ユーロの支援を含む救済案の条件の一部が達成できなかったとIMF等に通知。

2016/6/1 水

米国市場では4月の消費支出が7年来の大幅な上昇になったが、シカゴPMI、消費者信頼感指数が芳しくなく市場は幾分低下。

麻生財務大臣が消費税延長に同意した日本円が上昇。米ドルも高止まり。

2016/6/2 木

米国ではISM製造業指数が好調であったが、電話、耐久財、テクノロジーなどのセクターが軟調で市場は横ばい。

欧州と中国のPMI指数が芳しくなく、欧州では鉱業株が軟化。米当局から欧州の夏のシーズンでのテロの可能性の指摘があり、旅行・レジャー関連株が軟化。

2016/6/3 金

OPECが生産調整に失敗し欧州の石油関連株は下落。米国では原油生産が低下したこともあり原油価格はわずかな下落。

ECBが予想とおり金利を維持、市場に影響なし。米国では金曜日の雇用統計への期待からSP500は2100超え、7か月来の高値水準。

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(執筆者:杉山 明)

《杉山 明》
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杉山 明

杉山 明

バームスコーポレーション有限会社 代表 外資系保険会社で商品開発、外資系運用会社でファンドの評価分析などの経験を有する、独立系のファイナンシャル・プランナーです。現在は、シニアコンシェルジュとしてシニアのみなさまの問題解決のお手伝いをするほか、大学や専門学校の授業やウェブ(http://www.eefp.net)を通じて若い世代の金融知力の養成にも注力しています。また、プロのFP向けには、ライフプランニング統合ソフト「FP-MIRAI」を開発し、1ランク上のソリューションを提供し続けています。 <保有資格>:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / CFP / 証券アナリスト(日本証券アナリスト協会) / 国際公認投資アナリスト(CIIA) / シニアコンシェルジュ(参照 http://www.428c.org/) 寄稿者にメッセージを送る

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