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自宅玄関の幅にぴったり合わせたシューズラックを9,004円でDIYした感想

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自宅玄関の幅にぴったり合わせたシューズラックを9,004円でDIYした感想

シューズラック崩壊

先日、玄関に置いていたシューズラックが壊れました。

「シューズラックが壊れるってどういうこと?」って思いますよね。

こういうことです。


これはすでに片づけ始めているときの画像なのですが、シューズラックが倒壊したんです。

プラスチック製の棚で、たしか3,000円弱で購入したものだったと思います。

我が家は賃貸のため、シューズボックスにお金をかけたくなかったんです。

長く住む予定もないですし。

約2年間使った結果、プラスチックの土台が割れ、見事に倒壊したのでした……。

既製品ではサイズが合わない

靴を玄関に放置しておくわけにもいきませんので、急いでシューズボックスを購入しなければなりません。

でも……1万円ぐらいのシューズボックスも検討していましたが、普通のシューズボックスでは奥行がありすぎて、狭い玄関が余計に狭くなってしまいます。

傘立ても置きたいですし、玄関のサイズにぴったり合う既製品なんて見つかりません

そこで、今回はシューズラックをDIYしてみることにしました。

大雑把な性格でもできるレンガでDIY!

手作りすることを考えたとき、まず思い浮かんだのは「レンガ+棚板」というスタイルのシューズラックでした。

イメージとしてはこんな感じ。


(「シューズラック レンガ」で検索した結果)

両端にレンガを積んで、その上に棚板を載せるだけなので簡単です。

釘もネジも使いませんし、わたしのような非力で大雑把な人でもできそう

ただ問題は、「どのように材料を調達するか?」でした。

自家用車が無いからホームセンターに行けない

我が家は車がありません。今回のように、ホームセンターでたくさん買い物したいときには困ります。(かと言って、そのために車を買うのは本末転倒になります)

ホームセンターに買いに行くことと、通販で注文することと、比較してみました。

◎ホームセンターで買う場合

【メリット】

・実物を見ながら選べるのでイメージしやすい

・木材カットの要望を細かく指定しやすい

【デメリット】

・自分では持って帰れないので配送料がかかる

◎通販で買う場合

【メリット】

・金額的に、送料無料で注文できそう

・カットの指定ができるショップもある

【デメリット】

・細かいカットの要望が伝えづらい?

・イメージしにくい

考えた結果

今回はホームセンターで購入することにしました。

やはり、実物を見てみないとイメージができませんから……。

そして、配送料を浮かせるために、「タクシーで持って帰る」という手段を選びました。

配送を依頼する場合、配送料に加えて「自分が帰宅するための交通費」もかかります。

タクシーなら材料も自分もまとめて帰宅できます。

レンガは重たいのですべて木材に

みなさんもお分かりでしょうが、レンガは重たいです。タクシーを使うにしても、絶対に自分では持って帰れません!

そこで、わたしはレンガの代わりに木材を使うことにしました。

木材をレンガ大にカットしてもらうということです。

木材の方が軽いですし、計算してみたところ、木材の方がレンガの半分ぐらいの費用で済むことが分かりました。

実際に購入したもの

ホームセンターで購入した材料は以下のとおりです。

◎棚板
SPF材1×6 19×140×1,820mm 448円6個 2,688円

レンガの上に乗せる棚板です。

1,820mmのものを3等分にしたもらい、約60cmの棚板ができました。

◎レンガの代わり


レンガ大にカットしてもらった木材

・2×4材 38×89×2,440mm 480円6個 2,880円
⇒9等分(270mm弱)=54個
・2×4材 38×89×1,820mm 328円2個 656円
⇒6個(280mm×6個+端材)=12個

長いSPF材を、レンガ大にカットしてもらいました。

きっちりした棚を作るわけじゃなく積み上げるだけなので、大きさにバラつきがあっても大丈夫

わたしは2種類の木材を利用しましたが、これは極力端材を減らすため。

計算が面倒なら、2,440mmの木材だけで用意してもいいと思いますよ。

せっかくなのでワトコオイルで塗装を

よく、普通の木材に塗装して、アンティーク風というか、古い木材みたいな風合いにするアレンジを見かけますよね。

わたしは有吉ゼミの「八王子リフォーム」で見て気になっていました。※ヒロミさんがいろんな芸能人の家をリフォームする企画です。

ホームセンターにも売っていました。



オイルステイン、ブライワックス、水生ニスなどいろんな種類があるのですが、わたしはワトコオイルを選びました。

見た感じ、「一番コスパが良さそう」だと判断したからです。ちなみに、色は「エボニー」にしました。

塗っていくと、このようになります。


ワトコオイルは簡単に塗れる

ワトコオイルは、刷毛で雑に塗っていくだけでも簡単に仕上がります。

ただ、塗っただけだとオイルが浮いてくるので、30分ほど乾かしたら、布で拭きあげていく作業が必要です。

2度塗り、3度塗りする場合も、拭く作業を挟みながら進めていきます。※本当はいろいろ塗り方があるのですが、厳密にやらなくてもそれなりにちゃんと仕上がりました。

ワトコオイルを使うときには、小さな容器に入れると使いやすいです。


SPF材は、無塗装だとこんな色です。


レンガ用の木材も、どんどん塗っていきます。


塗装後のアップ。


あとは積んでいくだけ

塗装した1日ほど乾かしておき、それからシューズラックにしていきます。

レンガ同士は、靴の高さに合わせて2~4個をボンドでくっつけて使用しました。

でも、全部ボンドでくっつけなくていいと思います。ある程度バラバラにしておいた方が、後から修正がききます。

持っている靴のラインナップが変わったときにも、靴の高さに合わせて組み替えていけますしね。

そして、完成したシューズラックがこちら。


急いで仕上げたので塗装していないところもあるのですが、それは追々していきます。

とにかく玄関の靴をどうにかしたかったので……。

棚板は、2枚並べて1つにしたところ、1枚だけにしているところとあります。子供やわたしの靴は棚板1枚で足りるので。

崩れる心配はある

このシューズラックは、ただ木材を積み重ねただけですので、当然大きな地震が来たら崩れると思います。

でも、強度は以前のプラスチック製のものよりも断然上です。

前のプラスチック製ラックは買ってすぐのころからぐらぐらして不安定だったんですよね。

一応、夫の靴や長靴など重たいものは下、軽い靴を上にしてあります。

また、崩れたとしてもそこまで危険はないはずです。鉄製ではありませんし、接着していない分、崩れるときもバラバラになるだけでしょうから。

費用はけっこうかかります


今回使用した材料費を合計すると、このようになりました。

棚板 2,688円
レンガ代わりの木材 3,536円
【木材の合計】6,224円

ワトコオイル 2,780円
【全体の合計】9,004円

シューズラック自体は3,000円ぐらいから手に入りますので、手作りした方がかなり高くなりますね。

ただ、DIYだとこんなメリットがあります。

・自宅のサイズにぴったり合わせられる

・自由に組み替えられるので靴の入れ替わりにも対応できる

・塗装で好みの雰囲気に近づけられる

特に、ワトコオイルは買って正解でした。木材そのままでもシューズラックにはなりますが、やはり好みの色に塗装することでお気に入りの家具になりました

シューズボックスを買うと思えば割安だと思います。今回作ったようなシューズラックだと女性でも簡単に作れますので、参考にしていただければと思います。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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