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「若いうちは自分に投資すべき」VS「若いうちから貯金すべき」に対するシンプルな結論

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「若いうちは自分に投資すべき」VS「若いうちから貯金すべき」に対するシンプルな結論

貯金は大切だと言われる一方で、

「若いうちはもっと自分に投資した方がいい」

といった話もよく聞きますよね。

特に、20代~30代の若い世代では、貯金と投資、どちらを優先させるべきなのでしょうか?


勧める理由は「自分も経験したから」

「若いうちから計画的に貯金すべき」

と勧める人は、自身が貯金したことによって救われたり、貯金しなかったことで後悔した経験があります。

「若いうちは自分に投資すべき」

と勧める人は、自身が投資したことによって成長できたり、投資しなかったことによって後悔した経験があります。

どちらが正しい・間違いという問題ではないのです。

自分の経験を元にだしたその人なりの「結論」が、アドバイスとして若い世代に贈られるのではないでしょうか。

実はどちらも正しい

貯金も投資も、どちらも正しい考え方だと思います。そして、両方やるべきだと、わたしは考えています

まず、貯金と投資は対極にある概念ではありません

貯金をしてから投資することもできますし、投資したことによって貯金を増やすこともできるはずです。

また、それぞれの意見には、それぞれに取り入れるべき考えがあると言えるでしょう。


貯金すべき・投資すべきの真意

貯金すべきと言っても、なんでもかんでも我慢してまで貯金が大事なわけではありません。必要であれば、お金を使ってもいいのです。

海外に行くことで新しい人や価値観に出会えるかもしれないと思うなら、海外に行けばいいでしょう。それを我慢してまで貯金を優先させると、後悔することになりそうです。

一方、無駄遣いはすべきではありませんよね。無駄遣いすることによって、貯金できるお金も投資に使えるお金もなくなってしまいます

貯金すべき⇒ムダ遣いはなくすべき

投資すべき⇒必要なことに出し惜しみしない

このようにとらえてみると、2つの考えが両立できることに気付けますね。

投資の中には、海外旅行のように数十万かかるものもあります。貯金をしていないと、投資したくてもできないこともあります。

やはり、貯金と投資は両方やるべきなんです。

「自分の成長につながるもの」に投資しよう


貯金も投資も大切です。

普段はムダ遣いしないように節制しながら、コツコツと貯金をしましょう。

「これは自分の成長につながる」

と思えるものに出会ったら、貯金を使って投資しましょう。

わたしは、投資を我慢してまで貯金することには反対です。無駄遣いばかりして貯金をせずに、借金ばかりして投資するのにも、もちろん反対です。

「貯金すべき」と「投資すべき」は対立する考えではなく、両方やって、必要なときに、必要なものに対してお金を使えるようにすべきではないでしょうか。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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